2019.1.11.

「いつか」という日はない、、、

「小さくてもいいから、いつか自分のお店を持てたらいいな」「子どもが裸足で走り回れるような庭のある家にいつか住めたらいいな」……

大なり小なり、「将来こんなことをしたい」「何年後かにはこうなっていたらいい」という願望は誰にでもあります。それが、他人が聞いたら笑ってしまうような、ささやかなものでもかまいません。持つこと自体は、なんら悪いことではないのですから……。

その願望に「いい/悪い」はありません。「カンタンだからできる」「難しいからできない」とも一概には言えないものです。それでもこれだけは言えます。「いつか」と言っている限りは、その願望が永遠に実現する可能性はゼロです。

「いつか」という日は、この世にはありません。それなのに、「いつか○○したい」と言ったりする人は確かに多いです。あなたも何気なしに口にしているかもしれません。

それでは、その「いつかしたい」と言っていたことは、本当に実現したでしょうか。あるいは実行に移したでしょうか。

こう問うていくと、多くの人が沈黙してしまいます。実現してもいないし、実行してもいないのですから、それも当然です。

なかには「これからやる」と答える人もいそうです。その人は実行するつもりはあるのかもしれませんが、現時点で何も行動していないことに変わりありません。これから本当に実行するかどうかは、怪しいものです。

やりたいことがあるのなら、今すぐにできることから始めるべきです。「いつか」などと言っていたら、まず実現はしません。

そのやりたいことがすぐに「実現できるものではない」ことは、あなたもよく分かっています。時間もお金も必要だからこそ「いつか」と言ってしまうのですが、それは自分自身で「やらない」と言っていることと同じです。

「いつか」と言っている限り、何1つ具体的な行動に踏み出すことがないので、実現がズルズルと先延ばしされてしまいます。30年先、50年先になりかねません。下手をすると、自分の寿命のほうが先に来てしまいます。

「いつか」という日はないのですから、2020年3月とか2025年5月とか、その実現する日程を先に決めてしまします。時期が決まると、今始めるべき行動も具体的になってきます。

その行動を1つ1つやっていけば、いつかではなく願望は必ず実現します。