2018.11.23.

「また会いたくなる人」になる、、、

世の中には、実にたくさんの人がいます。出会った人も数えきれません。その中でも不思議と「また会いたくなる人」人がいます。

「あの人、どうしているかな? 元気にやっていると思うけど、忙しそうだな。でも、会いたいな」……

こんなふうに思わせるのは、よほどの魅力の持ち主です。魅力と言うと、やや抽象的なので、もうちょっと具体的に言います。また会いたくなる人とは、実は「愉快な人」です。

あなたなら、どんな人を覆い浮かべるでしょうか。愉快な人とは、たんに面白い人ではありません。確かに場を賑やかにしてくれますが、そういう人に「また会いたくなるか」と言うと、けっこう微妙なところです。

愉快な人は、言ってみれば、希少人種。少ないのは、理由があります。クリアすべき条件がハードだからです。その条件は、次の3つ。

最初に、相手を楽しませる。別に面白いことを言う必要はありません。相手が興味を持っていること、まだあまり知られていないネタを話したり、お互いにとってプラスになるような情報交換をしたりすれば、楽しんでもらえます。「相手ファースト」を徹底してします。

続いて、相手をリラックスさせる。一緒に時間を過ごす場所や環境にもこだわります。相手がリラックスできる空間を演出して、一緒にいる間だけは日常の喧騒を忘れさせるようにします。

最後に、相手に希望を与える。生き方のヒントや、行き詰まったときの切り換え方、モチベーションの保ち方などを会話の中に散りばめながら、「これからの人生はきっとうまくいく」と思ってもらえるようにします。

相手に希望を与えられるためには、自分自身がいつでもどこでもどんなときでも前向きでなければなりません。つらいことがあっても、またうまくいかなくても、希望を捨てない人でいるからこそ、相手に「また会いたい」と思ってもらえます。
楽しませる。リラックスさせる。希望を与える。それができるのが、愉快な人です。

あなたは、今日、会いたい人に対面しましたか。あなた自身は、「また会いたくなる人」として誰かに思われましたか?