仕事と人生――。両者は、切ろうとしても切り離せない関係にあります。
この2つは、密接不可分です。またどちらか一方を選ぶことは、基本的にできません。
もう1つ言えることは、どちらかを犠牲にしてしまったら、もう片方もおかしくなってしまうことです。これについては、身につまされる人もいるかもしれません。あなたが、そうでないことを願っています。
人生を投げ捨ててまで仕事に専念したとしても、短期的にはいいことがあるかもしれませんが、長期的に空しい日々を送ることになりがちです。ハッピーエンドとは無縁の人生を送ることになります。
仕事があって、人生があるのではありません。人生があって、仕事があります。自分の人生を犠牲にするような仕事をするのは、おかしなことです。
反対に、仕事を犠牲にするような人生を送るのも、問題があります。仕事を疎かにしていては、いい人生を送れるはずがありません。一時的な楽しみのためにを仕事を蔑ろにしていれば、いずれ人生そのものが成り立たなくなります。
結局のところ、仕事は人生の一部。完全にイコールにはなり得ません。
仕事と人生については、公式があります。これを成立させられる人は、「いい人生を送ることになる」と言っても、過言ではありません。
いい仕事をするのは大前提ですが、公式化すると、こうなります。
「仕事×〇(×〇)=人生」
いい仕事をしながら、そのほかに何か素晴らしいものがプラスアルファされると、いい人生を送れるようになります。この公式は、誰にでも当てはまります。
たとえば、「家族」とか「仲間」を乗数にする人がいるかもしれません。「学び」とか「趣味」を追加する人もいそうです。
仕事以外に加えるのは、どんなに多くても2つまで。それ以上多くすると、1つ1つが希釈されてしまいます。それではいい人生を送るのが、難しくなります。
誰にでも自分にピッタリの「仕事と人生の公式」があります。それは、1人1人異なります。あなたならどんなふうに完成させていきますか。仕事以外のどんなことを追加していきますか?