2021.11.29.

「武者修行」をする、、、

自分自身を成長させる方法は、いくつもあります。その1つが、「武者修行」です。

スキルを高めるために腕が達者な人たちとの出会いを求めて旅するのが、武者修行。現代風に言えば、「自分自身を厳しい環境に置く」ことです。

この場合の「厳しい」とは、たんに過酷ということではありません。また劣悪の場所に身を置くことでもないです。

今の自分がたとえ100%の力を出したとしても、太刀打ちできないところに飛び込む――。それが、現代の武者修行です。

そこにいるのは、まさに海千山千。自分自身よりも実力・キャリアともに上の人たちばかり。この人たちを目の当たりにして、自信喪失してしまうことも、あり得ます。

よほど努力しないと置いてけぼりをくらって、まったく成長できないで終わってしまいます。だからこそ武者修行する意味があります。

実力・経験もある人たちに揉まれることはかなりハードですが、それを通じて成長していきます。

もっとも、ただ実力・キャリアをアップさせることだけが、目的ではありません。行って帰ってくるだけが、武者修行にあらず――。実はそれ以上に重要な目的が、2つあります。

1つは、視野を広げる。狭いところで実力を磨こうとしても、限界があります。「井の中の蛙」にもなりかねません。自分よりも実力・キャリアがある、たくさんの人たちと接触することで、視野が広がります。

もう1つは、長く付き合える人を見つけること。飛び込んだところには、同じように武者修行しに来た人たちがたくさんいます。

おそらく実力もキャリアも同レベル。同じ釜の飯を食べた同士です。そういう人と出会い、末永く交流することは、何ものにも換えられない価値になります。

それぞれが元いたところに戻っても交流を続ければ、お互いに刺激になります。「彼/彼女が頑張っているんだから、負けられない……」と、持っている力をさらに伸ばそうとして、ともに成長していきます。

行っているときも成長できる。戻ってきても成長できる――。

それが、あるべき武者修行。どこにそういう場所を求めるのかは、自由。その場所を見つけて飛び込んでいくと、自分自身を大きく成長させることができます。

(朝の独り言⭐️)
昨日は、スケジュールがタイトな一日でしたので 充実した日でもありました。その理由として、やはり実際に会場でリアル講演できたこと、長倉さんと初の一日2回対談を講演でしたこと などもあります。そしてなにより一番は、サポートしてくれたスタッフの気遣いもあり、何一つストレスなく全てが出来たことが大きいです。
やはり 仕事もですが、サポートしてくれる人がどうかは とても重要です。いかに素晴らしい仲間やチームを作るか、これが仕事の充実度に直結します。