2022.10.17.

「追い込む」と「追い詰める」は違う、、、

 自分にプレッシャーをかけるのは、成長を促すうえでは欠かせないことです。「プレッシャー」と聞くと、身構えてしまう人もいそうですが、うまく取り扱えばなんの問題もありません。

自分自身に上手にプレッシャーをかけられるようになると、グングン成長できます。反対に、かけすぎてしまうと、「燃え尽き症候群」になりかねません。

うまくプレッシャーをかけるのは、自分自身を追い込むこと。これは、自分自身に適度な負荷をかけることです。実力よりも2割増しの課題を自分に与えていって、いずれは難なくこなせるようにしていきます。

 実力以上のことをしているのですから、ハードでキツイのは、当たり前。やめたくなったり、出した課題すべてをこなせなかったりすることもあり得ます。

 最初のうちは2割増しではなく、1割増しをこなすのが、やっと。それでも続けていくうちに、1割5分増しくらいは余裕でできるようになります。

こうなると、先が見えてくるので、モチベーションがさらに高まります。続けていくうちに、いつしか2割増しもこなせるようになっていきます。クリアした瞬間、自分の成長を大いに実感できます。

 一方のプレッシャーのかけすぎは、自分自身を追い詰めること。これは、自分自身を断崖絶壁に立たせるようなものです。

 先の例で言えば、実力の5割増し、7割増しくらいのキツすぎる課題を自分に与えること。自分自身にムリ難題を突き付けることにほかなりません。

 もう1歩進んでしまえば、崖から落ちてしまう……。そんなスリリングな状況ですから、心臓に悪いし、ある意味で命がけです。

もっとも、「火事場のバカ力」が発揮されて、5割増しとか7割増しの課題をクリアできてしまう人もいます。だからと言って、成長につながるかと言えば、疑問です。

 そうした危機的な状況で成し遂げたことは、再びやろうと思ってもできるものではありません。2度同じことはできないので、再現性がないということ。これでは成長にはつながらないし、疲労困憊して燃え尽き症候群になる可能性が大きいです。

 自分を追い込むと、自分を追い詰める……。両者は、まったく異なるものです。成長するために自分を追い込むことはあっても、追い詰めてはなりません。

(朝の独り言)
今年は、セミナーの特典の一つとして、溝口先生のバイオリズム診断をたくさんの方にしています。分析学を学ぶきっかけは、色々とビジネスに関する学びをした結果、人を理解し行動変容するために必要と感じたからです。運命学や国内にある色々な分析学を学びました。特典では、溝口式バイオリズムを活用していますが、凄く精度高く役立ちます。他にも顔相など、色々と学ぶことで洞察力が高まります。やはり、知識に基づく体験が、科学となり自分自身の生きる強みになります。