世の中を変えるような大きなことをした人たちには、共通点がいくつかあります。その1つが、「あり得ないことを考える」です。
「そんなのムリだよ」「できるわけないよ」「何バカなことを言っているの?」……
自分の考えていること、やろうとしていることを表明したとたんに、ケンもホロロに言われてしまいます。
こういうとき、ほとんどの人は、「それもそうだな」と納得してしまいます。
残念なことに、自分の思考や行動はあり得ないことなのだと決めつけていきます。あり得ないのは、そう思っている人だけにもかかわらず……。
あり得ないことを考えるのは、妄想することではありません。そもそも「あり得ない」のは、現時点のことです。「未来永劫あり得ない」と決まってはいないのです。
あなた自身が思考し行動することで、あり得ないことが現実になるのは、大いにあり得ることです。あり得ないは、不可能という意味ではありません。
あり得ないと言われるのは、ある意味では、チャンスです。なぜなら競合する人がいない証拠だから……。
「そんなのムリだよ」「できるわけないよ」「ダメに決まっているよ」……
大きなことを成し遂げた人は、こう言われる度にココロの中でガッツポーズをしています。1人であり得ないことを実現する方法を考え、1つ1つ実践していきます。
どうやったら実現できるかを考えていると、発想力が豊かになっていきます。とにかくありきたりな方法では実現は難しいですから、既存の発想や常識は通用しません。
否応なしに発想の枠組みを取っ払っていきます。それによって自分の行動の限界を取っ払うことにもつながります。
「可能・不可能」「できる・できない」は別にして、あり得ないことをどうやったら実現できるか考えていると、「こんなこともできる」「こういうことをやってみようかな」と、発想が広がっていきます。その中で今の自分にできることを1つ1つやっていきます。
そうすると、不思議なことが起きます。「あり得ない」と思われたことが手に届くところまで来るようになります。あり得ないことが、徐々に「あり得る」ことに変わっていきます。
この世にあり得ないことなどありません。そのことを知っているのは、あり得ないことを考えてそれを実現した人です。
(朝の独り言☆)
打ち合わせをしますと、かなり体力を使います。体力を使わない打ち合わせは、本気でないから!今日も本気で頑張ります。潜在意識は、本気に力を発揮します。
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