2021.10.3.

ある日突然、夢がかなってしまう、、、

夢は、かなうものです。より正確に言えば、かなえるもの。自分自身がコツコツ努力していって、いつの日か「正夢」としていくものです。

面白いのは、他人から「あり得ないよ」「ムリだよ」と言われるような非現実的な夢であっても、かなってしまうこと。それもある日突然に――。

たとえば、「スターになる」という夢を持っていた人がいるとします。歌やダンス、演技のレッスンを受けるなど努力をコツコツしていれば、1夜にしてヒーロー/ヒロインになることは十分にあり得ます。

道を歩いていたら、スカウトされたとか、友人が受けたオーディションについでのように参加したら合格したなど、多分に「運」の要素も入っていますが、それでも「なんの努力もなしに夢がかなってしまう」ことはまずないです。

夢がかなう仕組みは、ビリヤードのナインボールみたいなものです。これは、1から9までのボールを数が少ないものから6つのポケットに順々に落としていって、最初に9を入れたほうが勝つというゲームです。

ボールをポケットに入れ続けている間は打ち続けることができますが、失敗するとほかの人に代わることになります。

1から始めて、1つずつポケットに落としていきますが、2を狙ったのに6が入るというように、狙った数字以外のボールが入ることもあります。そういう偶然的要素が介在するゲームです(プロの場合は、しっかり狙って入れていきます)。

プレー中、5を狙って打ったところ、9が入って勝利するのは、よくあることです。これが、思いがけず、ある日突然、夢がかなう瞬間です。

別に棚ボタでもなんでもありません。自分自身がやるべき努力をコツコツやっていたからやりたいことが実現したということ。ただそのタイミングがちょっと早まっただけです。

夢をかなえるには、自分自身が行動することから始まります。夢をかなえるために必要な努力を始めるのが、スタートライン。

そこから先、いつ実現するかは予測不能。何十年と追い続けてようやく実現するかもしれないし、始めて1年かそこらで突然、かなってしまうこともあり得ます。

どんな夢であれ、「こうなるといいな」と、ココロの中で思っているだけではかなうことはありません。夢があるなら、ともかく行動すること。

ささいな努力でもコツコツしていると、ある日突然、夢がかなってしまうことが本当に起こります。ビリヤードのナインボールのように……。

(朝の独り言☆)
最近読んだ本に「integrity」という言葉がありました。プロフェショナルリーダーに必要なことですが、具体的には 他人や職務に対して誠実であること・言動に一貫性があること などを意味します。その中で大切なことの一つに、自分が正しいと思うことを決断することとありました。今の情報社会、価値観も多様性であり、後悔しないためにも自分の正しい 信じる選択と決断をすることは大切かもしれません。