最初から最後までうまくいく……。そんな都合のいい話は、おとぎ話の中だけ。うまくいかないことは頻繁にあるし、むしろそちらのほうが多いほどです。
うまくいかないのは、いろいろな原因が考えられます。その原因を見つけて対策を打っていけば、どれくらいの時間がかかるかは別として、うまくいくようになります。
ただし、それが永遠に続くことはなくて、しばらくすると、やはりうまくいかなくなってきます。そのときはまた原因を見つけて対策を打っていくだけ。それが奏功すれば、うまくいくようになります。
人生とは、この「うまくいく」「うまくいかない」の繰り返し。それでもこれを繰り返していって、少しずつでも質を上げていくしかありません。
それが成長であり、人生を充実させていくことにつながっていきます。成長するために通過しなければならないプロセスなのですから、億劫がらずに進んでいったほうがいいです。
この「うまくいかない」というプロセスでは、あるものが試されています。それは、「思い」です。そのことに気づいていない人は、たくさんいます。
思いが試される……。おぼろげながらでも理解できそうですが、改めて説明します。
試されているのは、その思いが本物かどうか。たとえば、「困っている人を助けたい」とか「社会貢献」といった思いを持って、何かに取り組んでいるとします。
当たり前ですが、そうした誰かの役に立つ思いを持ったとしても、すべてがうまくいくわけではありません。孤軍奮闘や悪戦苦闘を強いられることは多々あります。
そのときうまくいかないからと言って、行動そのものをやめてしまったら、思いが本物ではなかったことになります。厳しく言えば、メッキが剥がれたということ。うまくいっているときに隠れていたものが、ハッキリ露呈したにすぎません。
うまくいかないプロセスを通過しなければならないのは、思いが試されるから。この思いが本物であれば、うまくいかない期間がどんなに長く続いたとしても、やがて通過できます。必然的に大きく成長していきます。
逆に、本物でなければ、サッサとやめてしまうか、いつまでもうまくいかないプロセスにとどまることになります。それは、成長もしなければ、うまくいくというプロセスにも進めないことを意味します。
(朝の独り言☆)
いのうえ歯科医院の決算期は3月末になります。先日、税理士が来て決算期予想をしていきましたが、スタッフと立てた目標は達成できそうです。コロナという不安な状況の中で、色々な環境変化に対応して解決し 結果に結び付けるかはとても大切ですし、達成することで自信にもなります。今年もまだ色々な世界情勢による経済への影響、コロナもまだ分かりませんので、常に目標を明確に進んでいくしかありません。