いい・悪いは別にして、ビジネスとは競争です。価格や品質、アフターサービスなど、いろいろな面で比較して、「いい」と思ってもらえたら、お客様が購入や利用をしてくれます。
自分が選ばれる側であれば、まずは同業他社から価格、品質、アフターサービスなどで一歩も二歩もリードしていなければなりません。
すべての面でリードできれば、お客様はどんな遠いところからでも来てくれます。それこそ地球の裏側からでも……。
競争それ自体には、意味はありません。勝つとか負けるとかは、ただの結果です。それなのになぜ競争がなくならないのかと言うと、「お客様に選んでもらう」ためです。
お客様にしても、いろいろな人・企業がある中で、どれを選んでいいか迷います。どうせ買うのであれば、少しでも安いもの、少しでもいいもの、少しでもフォローしてくれるものを選びます。
それは、買う側の心理からすれば、当然のことです。
選ぶほうがいろいろ比較して買おうとするのであれば、選ばれる側は「ここはわが社がいいです」とアピールできなければなりません。
価格や品質、アフターサービスなどのすべての面で同業他社より抜きん出ていれば、カンタンに選んでもらえますが、現実にはそれも難しい。
「ここはわが社がリードしています」「ここはうちが一番です」「これはどこにも負けません」……
このようにどこかの部分に特化して、選んでもらいやすいようにアピールしていく。その意味では、競争も意味があると言えます。
お客様に選んでもらえるように、同業他社より一歩も二歩もリードする。そうした人・企業だけが選んでもらえるし、生き残ることができます。
選ばれる側からすれば、自分を大きく成長させることにつながります。
たんに「勝った/負けた」だけだと、一喜一憂して終わります。勝つことが目的になります。
お客様に選ばれることが目的になれば、「ここを伸ばしていこう」というように、視点が変わります。「自分が持っている強みを活かそう」と思うようになります。
お客様に選ばれることに鎬を削る――。そういう競争なら、選ぶほう、選ばれるほうの両方に意味があります。
(朝の独り言☆)
まだまだ北海道は、寒いです。昨日も除雪が来ていました。東京は桜🌸開花宣言!別世界です。三月もあと僅かです。来月からは、新人2名が勤務します。新しい風がまた吹き込まれます^_^