2022.3.7.

お金を「味方」にする、、、

お金に好かれる人と、お金に好かれない人――。両者の違いを言えば、前者はお金を味方にしていて、後者はお金を味方にできずにいます。

こう言うと抽象的なので、より具体的に理解できるように、1つの質問をします。華々しい成果を上げたあなたが、ほかの人よりもはるかに多くのボーナスもらったとき、A「こんなにもらっていいのでしょうか」、B「十分もらえて、うれしいです」、C「もっともらえると思ったのですが……」のうち、上司に言いそうなコメントはどれでしょうか。

その答えによって、自分自身が前者と後者のどちらに当てはまるかが分かります。先に答えを言うと、お金を味方にしているのは、B。味方にできないのは、AとCです。

Aは、自分自身が「ボーナスをたくさんもらうに値しない」と思い込んでいます。それは自己否定であるばかりか、お金がたくさん入るのを拒否しています。お金に対する無意識の嫌悪感をどこかに持っているので、味方になってはくれません。

Cは、自分自身が「もっとボーナスをもらえるはずだ」と抗議しています。それは貪欲であるばかりか、「自分はお金以上の存在だ」と錯覚しています。お金に対する無意識の軽蔑があるので、やはり味方になってくれません。

Bは、自分自身が「たくさんボーナスをもらうにふさわしい」と、自覚しています。それはうぬぼれでも自信過剰でもなく、「たくさんもらう価値がある」と、自己を正当に評価している証拠。「自分とお金は対等」と思っているので、強力な味方になってくれます。

自分のやりたいことや好きなことを実現させてくれる、かけがえのないパートナー。あるいは困ったときに助けてくれる、頼りになるパートナー。このようにお金を味方にする人は、自分のパートナーのように扱っています。

それゆえにいくらあっても「もういらない」なんて思うこともありません。

「こんなにもらっていいの?」なんて、遠慮することもないです。

かえがえのないパートナーなのですから、「もっともらえるはずだ」なんてムチャな要求をすることもナシ。困ったときには「パートナーが助けてくれる」と信じているから、がっつくこともしません。

そういう人のところにお金がドンドンやって来るのは、ある意味では当たり前です。お金自体も、嫌悪感を持ったり軽蔑したりする人のところに行きたくありません。

自分を味方だと思っている人のところにやって来る――。それは、お金も同じです。

(朝の独り言☆)
新型コロナウイルス対応のまん延防止等重点措置について、適用中の31都道府県のうち15都道府県で延長になりました。
さすがにこれだけ長く続くと、飲食関係の方は本当に大変だと思います。歯科医院でも 感染拡大時期は、高齢者の方が少し控えた行動をしているように思います。
最近は、オミクロン株の系統の1つで「BA.2」が流行ってきていますので慎重に対応しなくてはと考えています。
これが最後で、世の中が早く落ち着いてほしいですね。