どんなことであれ、身につけるまでに欠かしてはならないことがあります。それは、積み重ね。
積み重ねなしに何かを成し遂げることはありません。それなしに何かをしようとしても、いずれ馬脚を現すだけ。
積み重ねたものだけが、身についていきます。積み重ねたものが、色あせることは決してありません。
積み重ねと言っても、ただ「やればいい」というものではないです。意外とそのポイントを理解している人は、少ないものです。
1つは、真剣にやる。全身全霊を傾けて積み重ねていきます。
もう1つは、楽しくやる。それをすることが喜びとなっているのが、理想的です。
この2つを押さえて積み重ねていけば、どんなことめ身につきます。真剣さと楽しさは、積み重ねの両輪と言っても、過言ではありません。
この2つ以外、具体的に言えば、いいかげんで、イヤイヤやったとしても、何も「身につかない」かと言うと、答えは「YES」でもあり「NO」でもあります。こう言うと、けげんな表情をする人もいそうです。
両者はアプローチが異なっても、身につくという点では同じです。違いは、身につくものそのもの。
真剣に、かつ楽しくやる人が身につけるのは、筋肉。いいかげん、かつイヤイヤやる人が身につけるのは、贅肉。
これはたとえですが、両者の間には、これだけの違いがあります。どちらを身につけるのかは、その人の自由。本人の態度次第です。
筋肉をつけようと思っていたのに、贅肉だらけになってしまったら、目も当てられません。笑い話のようですが、こういう人は、少なくありません。
どんなに積み重ねをしても、いいかげんに、かつイヤイヤやっていたら、身につかないのと同じ。
いいえ、贅肉というありがたくないものを身につけてしまうとしたら、余計にタチが悪いとも言えます。
しっかり積み重ねるとは、真剣に、かつ楽しくやること。これは絶対に押さえるべきことです。
あなたは、どんなことを積み重ねていますか。それは、しっかり身についていますか?