2017.7.24.

たくさんこなしていく、、、

どんな世界にも共通して言えますが、実力がある人とは、最初から名人や達人、あるいは最高位にある人だったわけではありません。どんな人でもゼロ、もしくは下位からスタートしています。

たとえば、大相撲でも横綱は最初からその地位にあったわけではありません。どの横綱も序の口や幕下という下位からスタートして、最高位に上り詰めています。

 これに例外はありません。もちろん、上に上がっていくスピードは人それぞれです。トントン拍子に出世していく人もいれば、苦節10年でようやくたどり着く人もいます。

なぜ最高位まで上り詰めることができたのかと言えば、理由があります。もちろん、才能があったからではありません(その要素はゼロではないですが……)。

もっとほかに大きな理由があります。それは、練習や稽古をたくさんこなしてきたことです。

才能があればある程度のところまでは行けるにしても、それだけではいずれ限界がやって来ます。才能だけでは破れない壁は、厳然としてあります。

練習や稽古は、才能に勝ります。逆に言うと、才能がある人が練習や稽古をたくさんこなしていけば、怖いものナシになります。

どの世界でも、実力者と言われる人は、練習や稽古をたくさんこなしてきた人です。これに例外はありません。

もしあなたが今より実力を上げたいと思っているのなら、答えは1つです。それは、練習や稽古をたくさんこなしていくこと。

人と同じだけの練習や稽古をこなしていたら、人と同じ実力を獲得するだけで終わります。これは、当たり前のことです。

人よりも実力で抜きん出るためには、何倍、何十倍もの練習や稽古をこなしていくしかありません。これも、当たり前のことです。

実力者と言われる人たちは、名人や達人になっても、あるいは最高位に就いても、まだ練習や稽古を怠ることがありません。

少しでも練習や稽古で手を抜くと、実力がさびついてしまうことを知っています。だからいつまでもたくさんこなしています。

少なくともこれだけは言えます。練習や稽古は、決してあなたを裏切ることはありません。たとえその逆はあっても……。

(朝の独り言☆)
今日は、診療に、ラジオ収録でした。夕方、京セラさんが、先日の講演会の写真を届けてくれました。
あらためて写真をみますと、大盛況だったこと嬉しく思います。