2017.5.11.

ときには停滞してもいい、、、

 停滞……。あまりいい響きがしない言葉です。

あるよりは「ない」ほうがいいし、できれば「避けたい」と、多くの人は思っています。残念ながら、なくすことも避けることも難しいです。

もしかしたら、今のあなたがその最中にあるのかもしれません。

好むと好まざるとにかかわらず、停滞は来てしまうものです。それは、梅雨とか台風とかと同じで、季節の風物詩です。

避けることができないのであれば、なんとかして仲よくやり過ごしたいものです。

停滞とは、これまで順調に来ていたものごとがちょっとモタモタしてきたりスムーズにいかなくなったりしただけのことです。停止でも中止でもないし、そうかと言って渋滞とかでもありません。

この不意にやって来たものをどう受け止めるかで、その後の展開は大きく変わっていってしまいます。それだけは間違いなく言えます。

停滞とは、小休止。これまで脇目も振らずにものごとに取り組んできただけに、気づかないうちに疲れやストレスがかなりたまっています。

アタマ・ココロ・カラダのすべてに負荷がかかっています。

その状態でその後も突っ走ってしまえば、予期せぬ事態が起こらないとも限りません。このあたりでブレイクタイムをとるのは、好天が何日も続いたときの恵みの雨と同じです。

リラックス&リフレッシュの時間ととらえれば、「たまにはこういうのも悪くはないな」と実感します。

停滞とは、発想を転換するとき。これまでやってきたことに陰りが見えてきたのは、ある意味では、やり方や考え方が行き詰まっているからでもあります。言うなれば、マンネリ化です。

そのまま放置していれば、いずれ事態はかなり修復不能なところまで行き着きかねません。このあたりでブレイクタイムをとるのは、戦略や戦術の練り直しをする時間を与えられたようなものです。

リストラクチャリングの時間ととらえれば、「この時期にできてよかった」と実感します。

なくすことも避けることもできない「停滞」を、あなたはどう過ごしていきますか。この貴重な時間の過ごし方は、あなたが思っている以上にとても大事なものです。

(朝の独り言☆)
今日は、出版の打ち合わせスケジュールを決めました。これからは、忙しくなります。今日は、東京医科歯科大学から非常勤講師依頼書が届きました。国内4大学の臨床教授、非常勤講師になりました。責任ある仕事をしたく思います。