いい悪いは別にして、ビジネスは「勝てば官軍」です。勝たなければ、どんなに努力をしても意味がありません。そういうシビアな世界です。
こう言うと、納得してくれる人は多いものです。負けるよりは勝つほうがいいのは、当たり前です。
気がかりなのは、「勝てば官軍」を誤解している人が少なくないことです。これを「勝つためにはなんでもしていい」と思っているとしたら、はなはだしい誤解です。
ルールやコンプライアンスに反してまで勝ったとしても、なんの価値もありません。そういうことをする人は、一時は栄えたとしても、すぐに衰退していきます。自業自得なので、同情の余地もありません。
勝つためには自分がしたくないことやできないことも含めて、なんでもやる必要があります(ルールやコンプライアンスを守ったうえでのことです)。さらにそれを自分ができる最大限までやっていきます。
そこまでやるから、競合を抑えて、勝利することができます。また多くの人に認められます。
たとえば、協力してもらうために、ソリの合わない他部署の部長にアタマを下げる。どぶ板営業をする。売り込みの電話を朝から晩までかける。デザインや仕様についてもミリ単位までチェックする……。
ありとあらゆる手段や方法を使って、恥や外聞は捨てて、トコトンやっていきます。勝つためには、なりふり構っていられません。
そこまでやるから、「協力しよう」「応援しよう」という人が現れて、少しずつ結果がついてくるようになります。それが、想像以上に広がれば、勝利の波=ビッグウェーブがやってきます。
ビジネスで勝てない人は、なりふり構っている人です。「そこまでしなくても」「そんなことはやりたくない」と思っているから、行動をセーブしています。
トコトンまでやっていないから、協力や応援する人が不在です。勝利の波が起こることもありません。
なりふり構わずに自分ができる最大限のことをする――。それが、「勝てば官軍」と言われる人です。
(朝の独り言☆)
今日も最高に充実した、打ち合わせができました。今日もステーキ400グラムで、体力増強をしました。明日の打ち合わせも、さらに充実した時間にします!