自分自身の来し方を振り返り、行く末に思いを馳せる……。こうしたことは、多くの人がやっています。
やってもやらなくてもどちらでもいいが、できればやったほうがいいものです。
ただし、うまくやらないと、時間をムダにしてしまったり、いつまでも堂々巡りしたりすることになりかねません。うまくやるためには、ミーティング形式にします。
自分1人だけで会議をする。言うなれば、「ひとりミーティング」です。テーマは、自分自身の「これまでとこれから」です。
まずは、自分自身の過去を振り返ります。自分がこれまでしてきたことは間違っていなかったのか。
もし間違っているとすれば、どこをどう修正すればいのか。間違っていなければ、今のままでいいのか……。
次に、未来について考えていきます。これから自分はどこに向かっていけばいいのか。今の延長線上を行くのか、それともまったく別の道を行くのか。
延長線上を行くとしても、さらにどんなことをするべきか。まったく別の道を行くとすれば、なんのためにどこを行くのか……。
このように過去と未来を行ったり来たりしながら、自分自身と対話していきます。ひとりミーティングとは、自分自身に真摯に向き合うことにほかなりません。
どんなに忙しくても、そういう時間は持ったほうがいいし、最低でも月に1回くらいは、自分自身と対話すべきです。
ひとりミーティングをうまく行うためには、条件があります。それは、次の3つです。
第1が、1人きりになれる場所を選ぶ。自宅の書斎は悪くはないですが、家族に邪魔されたりして、意外に集中できません。できれば旅行して自然の中でじっくり考えるのがベストですが、時間的余裕がなければホテルのラウンジや近所のカフェでもいいです。
第2が、ムリに答えを出そうとしない。答えを性急に求めると、思考がかえって行き詰まります。あくまでも自分自身に向き合うことが目的なので、答えが出なくてもガッカリすることはありません。リラックスしながら真摯に自分に向き合っていれば、思考が深まって、数日後に「こういうことか!」と、答えに行き当たることがあります。
第3が、デジタル機器の電源をオフにする。スマホやPCは持ち歩いても、ミーティング中はメールを見たりウェブにアクセスしたりすることはNGです。スマホやPCを見たりしたら、集中できなくなるし、思考が浅くなりかねません。
月に1回でもひとりミーティングをすると、生き方がブレなくなります。自分の決めた道を迷うことなく進めるようになっていきます。
(朝の独り言☆)
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