今の自分の実力よりもツーランク、スリータンク上の仕事に挑戦しようとするとき、思わず足がすくんだり、あとずさりしたりすることがあります。実力不足であることは否めませんが、「やってみたい」という気持ちは人一倍強いし、実際に自分がやりたいことです。あなたに、躊躇する理由はありません。
その仕事に携わっているのは、あなた以外には実績のあるベテランやメキメキと頭角を現している中堅どころの人たちばかりです。
そんなメンバーと行動をともにしたり、ライバルとして競争したりしなければならないとしたら、やはり大変です。いくらやりたい仕事ではあっても、「私にできるかな？」と、不安にもなります。
周囲からは「この人で大丈夫なの？」という冷ややかな視線を感じます。あなた自身、生きた心地がしないかもしれません。
「やっぱり私にはムリ」「やめるなら今のうち」「通用しないかもしれない」……
こんなネガティブな気持ちが、あなたの胸に去来します。もしここであっさりと「やっぱりムリだ」と撤退したとしても、おそらく「そうだよ。焦ることはないよ」と、同調してくれる人のほうが多いかもしれません。
高望みをしなくても与えられたことを必死にやっていけば、少しずつ実力はついてきます。コツコツと実力を蓄えてから、やりたいことに挑戦する機会は、いずれ訪れます。撤退したからと言って、あなたに不利益になることはありません。
反対に、実力不足を承知で挑戦していったら、精鋭に混じって仕事をするのは大変です。最初のうちは、足手まといになったり敵に塩を贈ったりすることばかりかもしれません。
とは言え、できる人から貴重なアドバイスをもらえたり、背中を見て学んだりできるので、グングン成長していきます。そのスピードは、撤退したときの何十倍にもなります。自分の実力を伸ばせるチャンスを得ることは、大変さを補って余りあります。
やりたいことを目の前にしたときに、それをやるのも見送るのも、あなた次第。どちらを選択したとしても、あなたが失うものはありません。
どちらでも成長できるのですから、やったほうがトクをします。あなたに必要なのは、ほんのちょっとの勇気。それさえあれば、あなたはトコトン成長していきます。「この人で大丈夫なの？」と言われても、気にすることはありません。
（朝の独り言
⭐）
明日からは、ライフコンパスメンタープログラム合宿が始まります。
長時間の講義になりますが、充実した時間にしたく思います。現在、カーリング女子準決勝ライブ
🥌です。接戦のようですが、結果が楽しみです。
