やりたいことがあるのに、実績もキャリアもないために、なかなかやらせてもらえない……。これは、実績もキャリアもない人が必ず通る道です。
確かにやりたいことがどんなに素晴らしいことだとしても、世の中は「なんでもやらせてもらえる」ようにはできていません。このときどう行動すればいいのかは、実績もキャリアもない人にすれば悩みどころですが、選択肢は大まかに言って次の3つ。
1つ目が、あきらめてしまう。「やっぱり実績もキャリアもないからムリだよねー」と、やりたいことをカンタンに断念してしまいます。そのやりたいことを自分の中に封じ込めて、「なかったことにしてしまう」と言ったほうが、より現実に近いです。
自分からあきらめてしまうのですから、周囲もフォローしたりバックアップしたりすることもありません。いつしか誰もそのやりたいことに注目しなくなって、忘れ去られていきます。これを選択している人は、かなり多いです。
2つ目が、実績とキャリアを積むまで待つ。やりたいことを一時的に断念して、それよりはやらなければならないことを一生懸命頑張って、実績とキャリアを1つずつ積んでいきます。そうして何年か経ってから、周囲の信頼を勝ち得て実行に移します。
何年かかるかは分かりませんが、やりたいことを実現するには一番確実性の高い方法です。1つ目ほど多くはありませんが、これを選択する人もいます。
3つ目が、やりたいことと、やらなければならないことを両立させる。やりたいことを断念することなく、できることを少しずつ、かつ1つずつ実行していきます。それでいて、やらなければならないことも一生懸命頑張ってやっています。
周りからは「二兎を追う」ように見えますが、本人は気にせずにいます。やらなければならないこととは、一種の義務。それをすることで実績もキャリアも積むことになりますが、きちんと果たしているので、「やりたいこと」を同時やっていても周囲から文句を言われる筋合いもありません。もちろん、オーバーワークになるのは承知です。数としては、3つの中で選択されるのが一番少ないです。
確実性では2つ目が勝りますが、スピードなら3つ目に軍配が上がります。しかもやりたいことをやっているうちに、実績もキャリアも積むことができます。
まさに一挙両得。実績もキャリアもない中でやりたいことを実現させたいのなら、やらなければならないことも併せてやっていくと、案外、すんなりできてしまいます。
(朝の独り言☆)
潜在意識を知ると人生が変わるという話を良くします。潜在意識を知ることで、悪口を言わなくなる、愚痴や不満を言わなくなる、人のうわさ話にも関わらなくなります。何故か、潜在意識に良い悪いの区別が無く、マイナスは自分自身の中に蓄積され、その結果、マイナスを引き寄せるからです。ただ、人から悪い話を聞かされてしまうこともあります。その時は、話の途中でトイレなどに立つ、または、そう言えばと話題を自分に切りあえるなどしたらよいです。いずれにしても、そのようなマイナスな人を引き寄せないようにするのが一番です。