「どうなってしまうのだろう?」「うまくいくといいんだけどねぇ」「無事に終わりますように」……
今まさに取り組んでいること、あるいはこれから行われることの行方について、先走ってあれこれ考えてしまう……。それを「心配」と言います。
心配とは、「うまくいかなかったらどうしよう」とマイナスの事態を想定することです。その証拠に「うまくいったらどうしよう?」と、プラスの事態を心配する人はいません。
心配するのは、一概に悪いことではないです。マイナスの事態を想定して、そうならないように対策を事前に備えることができます。事前にしっかり対策を立てられれば、「備えあれば憂いなし」になります。
とは言え、基本的にはマイナスの行動です。「どうなるんだろう?」と悩んでいる間は、なんの行動もしていませんから、プラスの事態は起こりません。
「それなら別にしてもいいのでは?」
あなたは、なんの疑問もなくそう思うかもしれません。
残念ながら、心配している間にもマイナスのことが起こっています。それは、「エネルギーをムダに使っている」ことです。
「どうなるんだろう?」と心配している間にも、行動をしているわけでもないのに、かなりのエネルギーを消耗しています。心配すると、疲れます。
それは、いろいろとマイナスのことを考えてしまうことで、ココロが大きく揺れ動いているからです。ココロが乱れたりブレたりするだけで、必要以上にエネルギーを消耗してしまいます。
行動もしていないのに、エネルギーをムダに使って疲れてしまうのですから、やはり心配はするものではありません。
心配するヒマがあるのなら、何か1つでも行動したほうがマシです。プラスの事態を引き起こすこともあるかもしれません。
マイナスの事態を想定して対策を打ったら、それ以上、心配しても意味がないのです。持っているエネルギーはすべて行動に使うべきです。エネルギーはムダに使うべきものではありません。
あなたは今日、何かを心配をしましたか。それとも心配せずに行動しましたか?
(朝の独り言⭐)
明日から二日間ジョイントオペ、17症例を行います。今日は、東京医科歯科大学教授、島根大学医学部教授、京セラさんとジンギスカンを食べに行きました!明日からは、気合いを入れて頑張ります。