2022.2.3.

ココロの財布のヒモは固くしない、、、

「あなたは財布のヒモが固いですか。それとも財布のヒモが緩いですか?」

こう聞かれたとき、おそらく前者と答えるほうが多そうです。その理由は、そう答えると「やり繰りをしっかりしている堅実派」だと思われるから。

正反対の「財布のヒモが緩い」と答えないのは、実際に湯水のごとくお金を使っている人が少ないからではありません。たんにそう答えるのが恥ずかしいから。

多くの人は、「財布のヒモは固いほうがいい」と思っています。もっとも、それは固定観念。本当にいいかどうかは、怪しいものです。

多くの人は知らずにいますが、「財布のヒモが固い」には、2種類あります。それは、「常時、財布のヒモが固い」と「日ごろは財布のヒモは固いが、必要なものには思い切ってお金を使っていく」です。

この2つを混同している人は、少なくありません。

「常時、財布のヒモが固い」は、自分のお金を極力使いたくない人。安く済ませようとしたり、タダ乗りや他人に出してもらったりして、自分の懐を痛ませるようなことを一切しない人です。

お金を使わないのでたまる一方ですが、悲しいかな、大きく増えることもありません。自己投資をしていないので成長もしないし、お金が増える要素はゼロ。

逆を言えば、「大きく増えない」と本能的に分かっているので、実際の財布のヒモを固くしているのかもしれません。別の表現をすれば、「ココロの財布のヒモが固い」タイプです。

もう一方の「日ごろは財布のヒモは固いが、必要なものには思い切ってお金を使っていく」は、意味がないことには出費をせずに、自己投資や人付き合い、リフレッシュ&リラックスにはドーンとお金を使っているということ。このタイプは、未来のためにお金を使っていて、意外にココロの財布のヒモは固くありません。

成長すれば今よりも稼ぎが大きくなると分かっているので、そのための出費は必要経費と割り切っています。その半面、成長につながらない出費を一律カットします。

この2つは、似て非なるもの。どちらのほうが好ましいかと言えば、問答無用です。

ここまで述べたとおり、財布のヒモが固いか緩いかで言えば、3つの答えがあります。

それは、「常時、財布のヒモが固い」と「日ごろは財布のヒモは固いが、必要なものには思い切ってお金を使っていく」と「財布のヒモが緩い」の3つ。自分自身がどれに当てはまっているのかを分析するのは、1度しておいたほうがいいことです。

(朝の独り言☆)
昨日は、3回目のワクチン接種でした。注射は、本当に痛くなく打たれた感覚もないくらいで感動しました。それでも当然ですが、今は注射した部位が筋肉痛になり、あとは倦怠感も少しあります。コロナ禍でワクチン接種をして、人により副反応も違うでしょうが やはりもう打ちたくないという気持ちになります。ただ、ワクチンの副反応を経験するだけでも、健康がいかに大切であるか痛感します。ワクチン接種しても感染リスクはありますから、これからも気を抜くことなくしっかり予防したく思います。