2019.3.4.

コンディションを見極める、、、

プロフェッショナルであれば、いつもコンディションを整えていることは、当然のことです。コンディションに大きな波があるようでは、いい仕事などできません。それ以前に、プロフェッショナル失格です。

コンディションを整えるには、「栄養バランスのいい食事をする」「睡眠をしっかりとる」「運動をする」「オーバーワークにならない」などをします。実際にそうしたことをしている人も多いかもしれません。

実は、これら以上に考えなければいけないことがあります。それは、「アタマ・ココロ・カラダのコンディションのバランスをとる」こと。

別の言葉で言うと、アタマ・ココロ・カラダそれぞれのコンディションのバランスがよくなるようにすること。

コンディションと言うと、往々にしてカラダに目を向けがちです。もっとも、カラダの調子だけがよくて、アタマとココロが絶不調であれば、成果を出すことはできません

アタマ・ココロ・カラダすべてのコンディションがよくなっていないと、成果を出すのは難しいものです。

アタマが混乱していては、戦略を考えることができません。ココロがモヤモヤしたりソワソワしたりしていては、集中することも不可能です。カラダのどこかがケガしていれば、作業効率は著しく落ちます。

カラダを休めることと同じくらい、ストレスをゼロにする、余計なことを考えないようにする配慮も欠かせません。アタマ・ココロ・カラダすべての調子が万全で、そのうえで全体のバランスがとれていれば、コンディションはよくなります。

カラダのコンディションだけをよくしようとするのは、三流の証拠。アタマ・ココロ・カラダそれぞれのコンディションをよくしようとするのは、二流です。

一流はどうしているのかと言えば。アタマ・ココロ・カラダそれぞれの調子をよくして、なおかつグッドバランスを保ちます。

どれか1つのコンディションが突出してよくてもうまくいかなくて、3つがバランスよく収まるようにしています。ここまでできて初めて、「コンディションを整える」と言えます。

今、アタマ・ココロ・カラダの1つ1つの状態がいいか、なおかつ3つすべてのバランスがとれているのか――。それを把握することが、コンディションを見極めることです。