レベルが高いことに挑んだものの、なかなかクリアできない。ずっと取り組んできたことの成果が一向に出ない……。
どんなことをするのであれ、カタチになるまでには、時間がかかります。「できるといいな」「面白そう」と思ってやってみても、うまくいかないことはあるものです。
こういうとき、その後の対応は2つに分かれます。
1つは、やめてしまう。うまくいかないから、サッサと見切りをつけるのはあり得ることです。新規事業なら、素早くソン切りするケースは、多々見受けられます。
もう1つは、それまで以上に本腰を入れる。それまでとは同じやり方や姿勢ではラチが明かないから、改めるべきところは改善して続けていきます。
どちらにも言えるのは、見込み違いがあったことです。やる前から100%確実なことなどありませんから、多少の見込み違いはつきものです。
それを少なくすることはできても、ゼロにするのは不可能です。
見込み違いはあっても、仕方ないことです。そのときは冷静に分析をして、やめるか継続するかを決めていきます。分析するのは、次の2つです。
1つは、現在性。これは、現時点での実力や置かれた状況、そこまで投入したコスト、疲労度、モチベーションなどをひっくるめたものです。
もう1つは、継続安定性。これは、将来時点での実力や状況、そこに達するまでの期間やコスト、また得られそうなメリットなどを勘案します。「サステナビリティー」とも言い換えられます。
見込み違いが発覚したときは、どうしても現時点のことに目が向きがちです。目に見えた結果が出ていないので、継続安定性を考慮する余地もなくなります。
現時点でのソントクを計算して、「やめる」という判断に傾きがちです。
そういう判断をしてもいいですが、少しだけ視野を広げて、将来時点のことを考える余裕は持ちたいものです。
本当に継続安定性はあるのか……。そう自分自身に問いかけてみないと、判断を誤りかねません。
YESだったら、続けてみる。NOだったら、やめてしまう。
そういう判断の仕方はあります。
少なくとも「うまくいかないからやめる」「うまくいくからやる」という単純な結果論やただのソントク計算とは異なる判断になります。
(朝の独り言☆)
今日は、仕事の隙間時間を活用し、効率良く過ごせたと思います。隙間時間を制することは、最大の価値を生み出す上で必要な考え方だと思います。