2022.9.10.

スキマ時間の過ごし方の差は、あとに出る、、、

誰にでも平等に与えられている時間――。すべての人にこれほど公平に与えれているものは、ほかにはありませんです。

24時間は、すべての人に同じだけ与えられています。もっとも、公平であるがゆえに、その過ごし方で差がついてしまうのは、なんとも言えないパラドックスです。

生産性が高い人は、時間を有効に活用している人。この人たちだけ1日に25時間とか30時間も与えられているわけではありません(もしそれほどの時間が与えられて、なおかつ生産性が同じなら、有効活用できていないことになります)。

反対に、生産性が低い人は、時間をまったく有効活用できていない人。この人たちだけ1日に15時間とか20時間しか与えられていないというのもあり得ないこと。

ここまで言っておいてなんですが、時間の有効活用と言っても、実はあまり差をつけにくいものです。生産性を高めるために、取り組む時間内で作業スピードを速めたり、こなす量を増やしたりすると、かえって粗製乱造になりかねません。

実は、時間を有効活用すべきところは、ほかにあります。しかもほかの人とかなり差をつけやすいところです。

それは、スキマ時間――。

ここでの取り組みが、ほかと大きな差をつけることになるのは、間違いありません。

たとえば、電車やバスでの移動中。打ち合わせと、次の打ち合わせの間。早めに終わった会議の残りの時間。クライアントとの商談の前の待ち時間。翌日の準備が早く終わったことで発生した余りの時間……。

数え上げれば、1日のうちでいくつもこうしたスキマ時間が出てきます。1つ1つは、3分とか5分といった短いものであっとても、トータルしていくと、数十分とか1時間を超えることもありそうです。

そのスキマ時間にボーッとしていたり、ゲームをやったりするのか。それとも本を読んだり、企画を考えたりするのか。どちらの過ごし方を選択するほうが本来行うべきことの生産性が高くなるのかは、言うまでもありません。

たかがスキマ時間。されどスキマ時間。

スキマ時間をどのように過ごすのかによって、生産性は大きく変わってきてしまいます。おそらくその変わりように、自分自身が一番ビックリするはずです。

(朝の独り言)
日曜日は、50分ほど講演をします。テーマは、「学びを収入に変えるために必要なこと」です。学ぶことで収入に変える、収入を上げることは大切です。収入が全ての価値ではありませんが、収入が上がるので余裕ができ、更に成長への投資ができます。そのためには 色々と必要なことはありますが、今回はいくつかに絞り、本に書いてあることだけでなく、自分自身の体験を通じて伝えたいと考えています。