2019.5.31.

スピーディーかつ完成度高く仕上げる、、、

仕事をスピーディーに、それでいて完成度高く終わらせるコツ――。

そういうものがあれば、「知りたい」と思う人はたくさんいるに違いありません。もしかしたら、あなたもその1人でしょうか。

そのコツは、いくつかあります。その1つが、一気呵成にやってしまうこと。こう言うと、「それはコツですか?」と疑問を呈する人もいそうです。

一気呵成とは、集中して最後までノンストップでやってしまうこと。ここで大事なのは、集中すること。

たんに最後までノンストップでやってしまうだけなら、予定より早く終わることがあったとしても、「完成度が高い」という保証はありません。スピーディーに取り組んだだけです。

完成度を高くしようとすると、どうしても手間や時間をかけたくなってきます。せっかく締め切りを設けたとしても、「納得がいかない」とスルズルと引きずってしまって、終わりが見通せなくなりがちです。

スピーディーに終わらせる。完成度を高くする――。この2つは、二律背反なところがあります。

一挙両得とするのは難しいですが、それを可能にするのが、「集中」です。

集中力を持って取り組めば、スピーディーに終わらせることも、また完成度を高くすることも可能です。

集中して取り組むから、一気呵成が実現します。

一気呵成は、必ずしも「スタートダッシュ」とイコールではありません。

最初から飛ばしても、集中していなければ、スピーディーかつ完成度を高くすることは難しくなります。

スロースタートであっても、途中から集中力のスイッチがONになれば、そこから一気呵成に仕上げることができます。

最初から飛ばしている人を追い抜いて、しかもクオリティー高く仕上げることが可能です。

要は、いつどの段階で集中力のスイッチを入れるのかということ。集中力のスイッチが入ったときから、最後までノンストップでやってしまうのが、一気呵成です。

あなたは今日、どんなことを一気呵成にやりましたか。スピーディーかつ完成度高く仕上げることができましたか?