2022.4.14.

スマートに意思表示する、、、

上司から仕事を頼まれたのに、あからさまに顔をしかめてしまった……。こんな露骨な表現をするのは、誰にでも少なからずあることです。

上司からの仕事を受けたくなかったのは、その日にプライベートの重要な用事があったからか、あるいはそれが本人にとってやりたくないことだったからという可能性があります。

いずれにせよ、露骨に何かを相手に伝えるのは感心できません。意思表示するのなら、スマートかつ、誰も不快にならないようにするべきです。

自分自身の感情をあまりにもストレートに表すこと……。それが、「露骨」です。

こう言えば、好ましくないことが理解できるはずです。

別になんでもオブラートに包んでしまえばいいということではなく、何かを伝えるにも配慮や品を兼ね備えたほうがいいだけです。それが、スマートな意思表示です。

頼まれた仕事を断るときも、露骨にイヤな顔をするだけでは、上司が不快になるだけです。それは、回り回って自分自身が不利益になること。

「今日はこのあと予定がありますので、その仕事をほかの人にやってもらうことはできないしょうか?」

こんなふうに言えば、少なくともイヤな顔をするよりは露骨さは消えます。「そうか、それではほかの人に頼もう」と引き下がってくれる可能性も出てきます。

どんなことであれ、意思表示はきちんとするべきものです。「NO」なら、そう伝えるべきであり、相手に本心とは異なる「YES」を言ってしまったら、誤ったメッセージを相手に送ることになります。それは、相手につけ入るスキを与えること。

だからと言って、露骨に伝えると、逆ギレされて、関係が一気に悪化しかねません。そのツケを自分自身が払うことになります。

 ある意味では、露骨なことをするのは、自分自身が感情的になっている証拠。それでは冷静沈着な行動ができないことにつながるので、百害あって一利なし。

露骨な伝え方をしそうになったら、ちょっとでも「どうしたら相手を不快にさせないで、納得してもらう言い方ができるだろうか?」と考えること。それをするだけで顔をしかめるといった露骨さは減っていきます。

 あなたは今日、露骨な表現をせずにいられましたか。誰に対しても、配慮と品のある言い方ができましたか?

(朝の独り言☆)
今日は、一日手術でした。中には、かなりシビアな神経を使うものもあります。では、そのような状況を不安なく行うためにはどうしたら良いか、ということです。知識や技術もありますが、先ずは難しい時ほど丁寧に確実なステップで行うこと。もう一つは、確認しながら慎重に確信を持って進めることです。どんな困難なことでも まずは目の前の一つ一つを丁寧に解決する。これは組織問題解決も 同じことです。