2020.12.11.

ベクトルを成長に合わせる、、、

一般的に、仕事には2種類あります。1つは、営業のように結果が数字にシビアに表れてしまうもの。もう1つは、間接部門のように結果を数字として表しにくいもの。
結果が数字として表れてしまうのは確かに厳しいですが、逆に言えばラクです。数字をよくすることを目標にしやすいので、少なくともモチベーションを上げることには苦労しません。
一方、結果が数字として表しにくいと、プレッシャーを受けにくくなります。だからと言って、ラクということはなく、数字による目標を立てにくし、当然ながらモチベーションアップにも苦労します。
営業部門の中には、間接部門の人たちの仕事ぶりを見て「ラクをしている」と思っている人もいそうですが、自分のものの見方が浅いことに気づいていません。間接部門の中には、営業部門の人たちに対して「結果を評価してもらえるからいい」とうらやましがる人もいそうですが、やはり皮相的なものの見方をしています。
どんなことにも、一長一短があります。他人の芝生が青く見えているようでは、一人前にはほど遠いと言わざるを得ません。
目標達成が難しい。モチベーションをアップしづらい……。
そういう状況に置かれている人がいるとすれば、目標達成やモチベーションアップとなる格好のネタをお教えします。それは、成長にベクトルを合わせること。
どんな環境に置かれているにせよ、結果を出すためには1にも2にも自分自身が成長しなければなりません。成長なくして、結果なし――。そう言い切っても、いいくらいです。
成長にベクトルを合わせると、数字を上げることやモチベーションアップにとらわれなくなります。「自分自身のどんなところを成長させなければならないか」「成長するために毎日どんなことをやらなければならないか」「成長した自分はさらに何をすべきなのか」を真剣に考えるようになり、実際にやるべきことをきちんと実践するようになります。
毎日毎日やるべきことを淡々とやっていくから、ムリやり目標設定やモチベーションアップなどする必要がありません。ベクトルをきちんと合わせていたら、厳しい目標も達成できるし、高いモチベーションを維持することが可能になります。