2017.5.23.

ルーティンワークを改善する、、、

 今よりもスキルをアップさせれば、給料がよくなる。あるいは転職して希望の職種に就く。もっと割のいい仕事が入ってくる……。

 多くの人は、スキルアップを「打ち出の小槌」のように考えています。スキルアップをすれば、現状から抜け出せると思って、必死になって何かに取り組んでいます。

その考えは悪いものではありません。どんなことをするにせよ、スキルは「ない」よりは「ある」ほうがいいです。

このとき多くの人は、今の自分にないスキルを身につけようとします。たとえば、語学力やコミュニケーションスキル、ITスキルなどを選んでいきます。

その努力には敬意を表すべきですが、一方でスキルは使わなければ、なんの意味もありません。

残念ながら、身につけただけで終わり、あるいは満足してしまっている人も数多く見受けられます。

「能ある鷹は爪を隠す」でいては、獲物を獲ることができません。使わないでいると、爪が伸び放題になって、せっかく獲物を見つけても捕獲できないというありさまになります。

使ってこそスキル。せっかく苦労してスキルを身につけたのに使わないとしたら、お金と時間をムダにしてしまいます。

実は、手間をかけずにスキルアップすることは可能です。しかも身近なところでできてしまいます。それは、ルーティンワークを改善していくことです。

あなたが今、どんなことをいているのであれ、ルーティンワークはいくつかあります。

それをよりよくより速くより多くできるようにしていく――。それだけでスキルをアップさせることになります。

ルーティンワークをよりよくより速くより多くできるようになるためには、従来の延長線上のことをしていては難しいです。仕事のやり方を根本的に変えなければなりません。

ゼロベースで見直して、仕事のやり方を全面的に刷新していくと、なんとかよりよくより速くより多くできるようになっていきます。それは、これまでやっていたことを改善したことを意味します。これも立派なスキルアップです。

スキルアップとは、新しいことを身につけるだけを意味しません。これまでよりもよりよくより速くより多くできるようになることも、スキルアップです。

こちらのほうは仕事をしながら身につけることができます。スキルアップには、いろいろな方法があるのです。

(朝の独り言☆)
今日は、新人歓迎会。スタッフと食事です。四月から素直で前向きな二人が入りました。ミッションを理解し働くことは、仕事の質を高め、情熱を持つために大切です。これからが、楽しみです。