一生懸命に勝る魅力はない、、、

「あなたの魅力はなんですか？」
こんなふうに聞かれて、即答できる人はめったにいません。おそらくあなたも、その１人ではないでしょうか。

時間を置けば答えられるのかと言うと、それも違います。答えられないのは、自分自身の魅力を知らないから。もしくは知ってはいても自分では言いにくいから。

この２つのうちどちらのほうが多いのかと言うと、圧倒的に前者です。自分自身の魅力を知らないから、答えられずにいます。

より正確に言うと、「知らない」ではなく、「気づいていない」です。本当は魅力にあふれているのに、自分自身が気づかないでいるのは、とても残念なことです。

自分自身がきちんと把握できないだけで、あなたも魅力にあふれています。知らないのは、本当にもったいないことです。

あなたが気づかないでいる魅力――。それがなんであるかを、私が代わりにお教えします。
あなたの魅力とは、一生懸命さ――。あなたは、唯一無二とも言っていい魅力の持ち主です。

「一生懸命なんて誰でもできるし、魅力になんかなりませんよ……」
あなたは、こんなふうに反論するかもしれません。本当にそうでしょうか。「一生懸命が魅力ではない」と言い切れますか。

周りを見渡してみれば、あなた以上に一生懸命な人は少ないはずです。もしかしたら、あなただけかもしれません。

そう、一生懸命な人は、それほど希少人種です。このことはもっともっと誇っていいことです。

あなたは、どんなことにも一生懸命。結果の有無にかかわらず、真摯に、どこまでも愚直に取り組みます。

これを「魅力」と言わずして、ほかになんと呼べばいいのでしょうか。該当する言葉は、皆無です。

一生懸命さに勝る魅力は、ありません。これは、声を大にして言わなければならないことです。