2017.1.19.

上手に説得していく、、、

やりたいことがあるとき、人は居ても立ってもいられずに行動します。やりたいことはドンドンやっていくべきですが、そのすべてが順調にいくわけではありません。

「そんなのムリだよ」「できるわけないよ」「うまくいく要素がないね」……

否定的な意見が出てくることは、ザラです。なかには「絶対に失敗するよ」と決めつける人もいます。

本当に自分がやりたいことであれば、外野の声を無視して突っ走ることはアリです。それくらいの強い気持ちと行動力がなければ、やりたいことを実現させることはできません。

もっとも、組織内で突っ走ろうとすると、前から後ろから、あるいは上から下から、反対の声が飛んできます。

秩序を乱すようなことをしているのですから、ある意味ではそれも当然です。そこであきらめるか、それとも強行突破するかは、自分次第です。

どちらを選んでもいいのですが、別のやり方もあります。それは、「上手に反論する」ことです。

たとえば、役員会で新規事業を提案し、OKをもらおうとするとき。
「うまくいくのかね?」「これで大丈夫か?」「理解できないね」……
否定的意見が相次いとき、おとなしく引き下がれば、事業化はできませんし、「あなたがたは分かっていない」なんて批判しても、却下されるだけです。

のみならず、役員批判をしたあなた自身が飛ばされてしまいます。

何がなんでも新規事業を実現させたいなら、上手に説得していくしかありません。たとえば、こんなふうに……。

「みなさんからすれば、この事業が収益化するのかという懸念もあるでしょう。しかし、今のわが社の看板事業は30年前に『訳の分からないもの』と言われたものです。

30年後に、この事業がわが社の大黒柱になっている可能性は大いにあります」

「みなさんも若いころは新規事業を提案していた立場でした。かつての役員にいろいろ提案してきたから、今そちらの席に座っているのではないでしょうか。今の私はみなさんの若いころのように優秀ではありませんが、そんな私にもチャンスをいただけませんか?」

批判するでもなく相手に敬意を示しながら、うまく説得していけば、役員の気持ちを動かすことも可能です。

「そこまで言うのなら、やってみなさい。ただし、責任はきちんととるように」とOKをもらうこともあり得ます。

やりたいことがあるのなら、1人でも多くの賛同者がいたほうがいいに決まっています。それは、周りの人をどれだけうまく説得できるかにかかっています。

(朝の独り言☆)
明日は出版講演、明後日は、セミナーです。沢山の方に役立つ時間にしたいと思います。来週は、二日間のジョイントオペ。現時点で13名を計画!今日も岡山から患者様が来院してくれました。本当に感謝しかない毎日です。