人は、誰もが伸びます。それも無限に――。世の中に、「伸びない人など1人もいない」と言い切ってもいいです。
ただし、伸ばし方は1人1人異なります。その自分に合った伸ばし方を知っている人は、スムーズに人生を前に進めることができます。逆に、自分に合わない伸ばし方を余儀なくされると、停滞したり迂回したりすることになりかねません。
紆余曲折があっても、本人に意欲がある限り、いつどんなときでも自分を伸ばすことはできます。好んで遠回りをしたい人なら別ですが、なるべくならスムーズにいきたいものです。
伸ばし方は自分自身で見つけるのが理想ですが、最初からつかめる人はまれです。見つけるためには、たくさんの伸ばし方を体験して、その中から自分に合ったものを選んでいきます。具体的に言うと、次のようなものが挙げられます。
1つは、誰かに教えを請う。コーチのような人に自分のいいところは伸ばして、よくないところは矯正してもらうようにします。
一挙手一投足を観察してもらい指導を受けるので、伸びるのも比較的早いです。多くの人が、この伸ばし方を選択します。
仲間を募って切磋琢磨する方法もあります。同じ志や目的を持つ者が集まって、刺激を与えながら、それぞれが独自に伸びようとします。
うまくいけば、時間差はあっても各自が伸びていきますが、「なあなあ」になる懸念は残ります。これを選択する人も少なくありません。
ほかには、単身修行。いわゆる独学。
今やインターネットを使えば、自分に合った伸ばし方をいくらでも見つけることができるので、現代的な方法と言えます。
志向する人もいますが、独りよがりになったり、変なクセがついたりするリスクは避けられません。リスクさえ覚悟すれば、リーズナブルにできるので、合う人には「ピッタリ」と言えます。
これら以外にも探せば、いくらでも伸ばし方は見つかります。「これがいい。いや、あれがいい」と試行錯誤しながら、本当に自分に合ったものを見つけていきます。
最後に聞きます。あなたに合う伸ばし方はどういうものですか。それは、本当にあなたに合ったものですか?
(朝の独り言☆)
よく「続けられないんですがどうしたら良いですか」と質問を受けます。糖尿病でインシュリンを打たれる方は、必ず打ちます。また透析の方は必ず欠かさず透析をします。それは、やめることで生命を維持できないからでしょう。
続けるには 絶対的な意味を持たなければ、必ず途中で辞めることになります。ただ 意味付けはそれぞれです。僕の場合、ジムを続けるのは健康のために大切だからです。ジムと健康という結び付けを、健康的に生きるために必要と考えているので 続けられます。
自分自身の中で強い意味付けをすることが、続けるうえで大切 ということだと思います。