人間は、生まれたときは誰もが平等であるようにつくられています。これは、まさに「天の配剤」と呼ぶべきものです。
天の強い意思を感じざるを得ないのは、「あるものを先天的に生まれ持った人は誰もいなくて、成長していく過程で身につけていく」ことです。そのあるものとは、「人間力」です。
人間力とは、文字どおり、人間としての総合的な力です。能力や地位名誉、人気があればカンタンに手に入るものではなく、また知識・スキル・経験を磨いていけば、自然に身につくものでもありません。
幸か不幸か、それは、人間として正しく生きていく以外に身につきません。また自分自身が意識して学ばなければ、手に入れることもままなりません。
自分の力で身につけようとしなければ、手に入らないから、先天的なものではないとキッパリ言えます。人間力のある人は全員、後天的に身につけていきました。
もう１つ言えることは、一朝一夕には身につかないことです。大げさではなく、もしかしたら生涯かけても身につかないものかもしれません。
しかも１度身につければ、それで終わりでもありません。絶えず維持向上させる努力を続けなければならないのです。
もし維持向上させる努力を怠れば、すぐにでもさびついてしまいます。あるいはせっかく身につけたものが、雲散霧消してしまいます。「築城１０年、落城１日」と言っても、過言ではないのです。
そんな大変なら身につけなくてもいい――。もしそう思う人がいるとしたら、とても残念なことです。
人間力を学び身につけることは、確かにカンタンではありません。不断の努力が必要ですし、ときには修行のような厳しさを伴うこともあります。
しかしながら、それを学び身につけようとするプロセス、また維持向上させようとするプロセスは、何ものにも代えがたいものです。何より自分自身を少しずつでも成長させていきます。その実感を得ること自体が、勲章です。
人間力は、誰もが身につけることができます。世の中に人間力のある人とない人に分けられてしまうのは、それを身につけたかどうかの違いです。学び身につけようと努力した人だけが、人間力を手にすることができます。
先天的に持って生まれてこなかったことは、決して悲しいことではありません。むしろ喜ぶべきことです。なぜなら人間力を身につけるチャンスをもらったのですから……。人間力を身につけようとすることは、天のプレゼントなのです。
（朝の独り言☆）
今日は、東京国際フォーラムで、キックオフセミナーでした。素晴らしい方々との時間は、とても充実します。人間力がテーマでしたが、私のメッセージが一人でも多くの方に伝わっていることを、心から願っています。人間力とは、文字どおり、人間としての総合的な力です。能力や地位名誉、人気があればカンタンに手に入るものではなく、また知識・スキル・経験を磨いていけば、自然に身につくものでもありません。
幸か不幸か、それは、人間として正しく生きていく以外に身につきません。また自分自身が意識して学ばなければ、手に入れることもままなりません。
自分の力で身につけようとしなければ、手に入らないから、先天的なものではないとキッパリ言えます。人間力のある人は全員、後天的に身につけていきました。
もう１つ言えることは、一朝一夕には身につかないことです。大げさではなく、もしかしたら生涯かけても身につかないものかもしれません。
しかも１度身につければ、それで終わりでもありません。絶えず維持向上させる努力を続けなければならないのです。
もし維持向上させる努力を怠れば、すぐにでもさびついてしまいます。あるいはせっかく身につけたものが、雲散霧消してしまいます。「築城１０年、落城１日」と言っても、過言ではないのです。
そんな大変なら身につけなくてもいい――。もしそう思う人がいるとしたら、とても残念なことです。
人間力を学び身につけることは、確かにカンタンではありません。不断の努力が必要ですし、ときには修行のような厳しさを伴うこともあります。
しかしながら、それを学び身につけようとするプロセス、また維持向上させようとするプロセスは、何ものにも代えがたいものです。何より自分自身を少しずつでも成長させていきます。その実感を得ること自体が、勲章です。
人間力は、誰もが身につけることができます。世の中に人間力のある人とない人に分けられてしまうのは、それを身につけたかどうかの違いです。学び身につけようと努力した人だけが、人間力を手にすることができます。
先天的に持って生まれてこなかったことは、決して悲しいことではありません。むしろ喜ぶべきことです。なぜなら人間力を身につけるチャンスをもらったのですから……。人間力を身につけようとすることは、天のプレゼントなのです。
（朝の独り言☆）
今日は、東京国際フォーラムで、キックオフセミナーでした。素晴らしい方々との時間は、とても充実します。人間力がテーマでしたが、私のメッセージが一人でも多くの方に伝わっていることを、心から願っています。
