2022.8.16.

代替案を3つ用意する、、、

 ビジネスでもスポーツでも、最終的なゴールは売り上げを上げる/勝利すると決まってはいても、そこにたどり着くまでにはさまざまな方法があります。最初に「こうする」という戦略を描いたとしても、相手があることですし、実際にそのとおりに進んでいくことはまずあり得ません。

 日進月歩で状況は常に変わっていくし、トラブルやハプニングもしばしば起こります。最初に「こうやる!」と考えた方法だけにこだわっていれば、行き詰まります。

「これでいく!」というセオリー的な方法を決めるのはいいとしても、何かあったときに臨機応変に対応できるようにしておかなければなりません。そうしなければ、目指すゴールにたどり着くのは、かなり難しいです。

 どんなことが起こっても目指すゴールに必ずたどり着くようにするには、代替案を用意しておくことです。最低でも3つ。もっとあったほうが望ましいですが、少なくとも3つほどあれば、軌道修正もリカバリーもしやすくなります。

 その代替案をいつ用意するのかと言えば、「これでいく!」というセオリー的な方法を決めたときです。ということは、始める前には、4つの方法を用意するということ。

 セオリー的な方法がAだとすれば、そのとき一緒に代替案B、C、Dも確保します。Aでいくとしても、状況が厳しくなったらB、流れを変えたいときはC、終盤の大逆転を狙うならDというように、あらかじめ3つの代替案を揃えます。

 これだけ用意しておけば、何かあったときに慌てずに済みます。状況が変わったときに、「まだこのままで大丈夫だ」とか「もうちょっと様子を見て、Cにするかどうか決めよう」というように、冷静に判断できるようになります。代替案があるから、何かあったときに状況をよく見て慌てずに対策を打ち出すことができます。

もし代替案がなかったとしたら、その場で考えなければなりません。うまくいかなくて慌てたり、パニックになったりしていると、思考が散漫になって、いい案が1つも出てこなくなります。状況を悪化させかねない代替案しか思いつかず、それを実行してドツボにハマることも「ない」とは言えません。

何かあったときに、代替案を用意するのは、あまりにも遅すぎます。「これでいく!」という本命を決めたと同時に、3つ用意する。それくらいの用意周到さがある人なら、時間がかかったとしても必ずゴールにたどり着けます。

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