「どうすればいいかな?」「どう思う?」「どっちがいいかな?」
自分がこれからすること、したいことをやるべきかどうか迷ったり悩んだりしたとき、誰か身近な人に相談することがあります。
そのこと自体は自然なことで、あなたにも身に覚えがあるかもしれません。
自分がどうすべきなのかという答えは、誰に聞いても出てきません。どんなに博識で経験豊富な人に聞いたとしても、「こうすべき」という意見はあくまでも参考程度のものです。それは、本当の答えではありません。
何をするか、どっちを選ぶかという答えは、自分で見つけるものです。人に聞いて得られるものではありません。
「自分では見つけられないから、人に聞いている……」
そう反論する人がいたら、真剣に自分の人生を生きていない証拠です。厳しいですが、そう言わざるを得ません。
何をするか、どっちを選ぶかという答えは、すぐに出てきます。自分の中に確固たる核や原理原則が備わっていれば……。
その核や原理原則に沿って考えれば、自分がこれからどうすべきなのかという答えは、すぐに出てきます。自動販売機でお金を入れてボタンを押せば、欲しい商品がポンと出てくるように……。
自分の中に確固たる核や原理原則が備わっていれば、迷ったり悩んだりしません。「よし、これだ」「こっちにしよう」と、スンナリ答えが出てきます。
慣れるまでは時間がかかるかもしれませんが、何をすればいいかは、自分の中では最初から決まっているものです。
本当の答えは、いつも自分の中にあります。答えは、外に探しに行くものではありません。
自分でどうしようか考えているのに、なかなか答えが出ないのは、確固たる核や原理原則を持っていない人です。条件やソントクを基準に考えているから、迷い悩み続けます。
それではいつまで経っても、答えを出せないままです。
あなたは今日、自分自身の核や原理原則に従ってスーッと答えを出せましたか。それをすぐに実行しましたか?
(朝の独り言☆)
今日から仕事が始まりました。たくさんの患者様が来院して下さり、感謝です。明日から新刊が発売になります。すでに先行販売購入に読者からも、良い感触のメールが来ています。是非、お読み下さい。蔦屋代官山書店で、講演もします。ご参加下さい。