誰もが値段に一喜一憂している、いいえ、むしろ値段に振り回されているのが、現代社会です。この状態を好ましいか、好ましくないかと言うと、もちろん、後者です。
やはり値段を気にせずに買い物していきたいですし、そのほうが精神的にもゆとりが持てます。こう言うと、「値段を気にしないで買い物できるのはお金持ちだけですよ」という反発が出てきそうですが、それは短絡的な見方です。
値段とは、商品・サービスの不変の価値を数値化したもの。価値を示すのですから、激しい値動きがあるのは本来、おかしなことです。
魚や野菜ならその日によって収穫が異なるので、値動きがあるのは納得できますが、製造品やサービスは常に一定であるべきです(原材料費が上がった場合を除きます)。
商品・サービスを通じて顧客に不変の価値を提供するのですから、高くなったり安くなったりするのは、マネジメントに問題があるからです。
値段が上がったり下がったりするのは、経済学で言う「需要と供給の法則」を信奉しすぎている弊害です。人気がある(品薄だ)から、値段を高くする。人気がない(売れ残りだ)から、値段を安くする……。これは、顧客を蔑ろにすることです。
その商品・サービスになんの変化もないのに、人気がある/なしで値段が上下するのは、たんに読みや計画が杜撰だっただけ。あるいは投機化しています。値段の上げ下げを繰り返すようなら、ビジネスをする資格がありません。猛省すべきです。
提供する側が「これだけの価値があるから、3000円(1万円)にしたい」と思うのであれば、トコトンそれを貫きます。それは、顧客への誠意でもあります。
いつでもどこでもどんなときでも値段が同じであれば、顧客はお財布が許す範囲で気にせずに買い物をできます。
お金持ちであるかどうかに関係なく……(お金持ちでも1円の差を気にする人もいますから、値段に敏感なのは資産状況とは無関係です)。
価値を数値化したものだと分かれば、日々の買い物も変わってきます。価値のあるものは買う。価値のないものは買わない……。
このように買い物上手になれば、値段に一喜一憂することも振り回されることもなくなります。余裕を持って日常的に買い物ができるようになります。
あなたは今日、値段を気にせずに買い物しましたか。価値のあるものだけを購入していましたか?
(朝の独り言☆)
知人との話ですが、ストレッチに行ったところ、プロレスではありませんが ストレッチが痛く痺れてきたので 整形外科でレントゲンを撮影したらヘルニアと診断、ずっと足先が痺れていてリハビリもしているということでした。今は、色々なお店がありますが、やはりよく調べて、専門性や知識、実績を含め確認しないと怖いですね。あとは、人が良いと言ってても、自分に合うとは限りません。身体に関すること、健康に関することには、慎重に行動することです。