仕事や勉強をしているときに、「これはどういうことだろう?」と意味が分からないところがいくつか出てきます。ジャンルを問わず、また誰にでも起き得ることです。
上司や先生の説明をじっくり聞いたり関連書を熟読したりしてもすべてを理解することなどできないのですから、分からないところはあって当然。そういう箇所が見つかっても、「今は理解できなくても仕方ない」と割り切って、先に進んでいきます。
多くの人は、「これはどういうことだろう?」という、自分自身がつまずいた箇所に固執しがちです。粘り強く取り組んでいる人に言うのは酷ですが、ムダな抵抗です。時間とエネルギーを浪費することになるので、あまりにももったいないです。
「先に行くほど分からなくなってしまう」と心配する人は多いですが、杞憂です。むしろ先に進んでいってあとから「そういうことか!」と理解できるようになるので、分からないまま進むのは、時間とエネルギーの節約になります。
たとえば、推理小説を読んでいると、アヤシイ人物がたくさん出てきて、犯人が誰なのかは途中ではまったく分かりません。とは言え、「犯人が分からないから、先に進めない」という人はいないはずです。それでは、永久に犯人が分からないまま……。
真相が分からないまま「この人が犯人かな」「いや、こっちの人こそアヤシイ」と、自分でも推理しながら読み進めていきます。そうしてラスト近くになって、真相が明らかになり、犯人も特定されます。それは、最後のほうまで読み進んでいったから分かったことです。
仕事や勉強で分からないところも、これと同じ。理解できなくてもひとまず「これはこういうことかもしれない」と自分なりに推理をして進んでいくと、どこかの段階で「そういうことだったのか!」と腑に落ちるときが来ます。推理小説の中の伏線が次々と回収されていって、犯人が分かるのと同じです。
仕事や勉強をしているときの「これはどういうことだろう?」は、言うならば、伏線です。理解できなくても先に進んでいくと、「そういうことだったのか!」とあとあとしっかり回収できます。その瞬間、「心配は無用だった」と、ホッとします。
分からないまま進んでいっても、あとでしっかり理解できるときが来ます。「分からないから」と言って、理解できるようになるまで先に進まないでいるのは、あまりにも効率が悪すぎます。このことは、よく覚えておきたいことです。
(朝の独り言☆)
良く質問されることに、美容と健康について が多いです。一番は、美容。次に健康管理です。
先日ある方から、痩せるためにはどうしたら良いですかと質問がきました。僕の経験から食事管理が6割、運動管理2割、自己実現に向かう絶対的なモチベーションが2割でしょうか。まずは、どんなことがあっても やると決める決意、次にパーソナルトレーニングでしたら必ずトレーナーが管理してくれますからやらざるをえません。食事は、知識と自分自身の欲求との戦いになりますが、一か月は辛いかもしれません。ただ、これらを習慣化すると 気にならなくなります。習慣化まで、是非 頑張ってみてください。必ず結果がでます。