
トラブルやミスは起きないほうがいいに決まっていますが、どんなに細心の注意を払っていても、ゼロにすることは難しいものです。だからと言って、トラブルやミスが「あっていい」わけではありません。
ゼロにするのは難しくても、限りなくそれに近づける努力はしていきます。それは、日々、行うべきことです。
そうしたたゆまない努力を続けていても、いざトラブルやミスが起きてしまったとき……。そのときは初動を早くして、全力で解決していく以外にありません。
「あとでやればいい」なんて、先送りする。「そのうち誰かがやるよね」なんて、人任せにする……。
こういう対応は、論外です。それは、トラブルやミスを放置するだけでなく、解決するのが難しくなるのを黙って見過ごしているだけ。
そのトラブルやミスが起こったときに、たとえ手が離せなかったとしても、至急解決に取り組むしかありません。
もし自分自身がどうしても対処できなかったとしたら、誰かに解決を指示したり協力を仰いだりすべきです。
トラブルやミスは、現在進行形。放っておくと、勝手にドンドン大きくかつ複雑になっていきます。
残念ながら、黙って待っていれば、いずれなくなるものでもありません。解決する唯一の方法は、しっかり対処すること。
早く対処すれば、まだ小さく、かつ難しくないので、カンタンに解決できてしまいます。
そのことが分かっている人は、どんなに忙しくても、ほんの少しだけ時間を割いて、解決してしまいます。
そのほうがすぐに解決できて、必要以上の時間と手間を奪われないから……。そのトラブルやミスを解決したあとに、中断していた業務に戻っても、なんとかやりくりして影響が出ないようにリカバリーします。
ある意味では、トラブルやミスは風邪と同じ。ひき始めにしっかり手当てしていくと、早く完治するし長引くこともありません。
もしかしたら、トラブルやミスを頻繁に起こす人は、風邪をこじらせたり、何度もひいたりしてしまう人なのかもしれません。
放っておけばおくほど、解決するのが難しくなるし、長引かせる……。少なくとも両者には、奇妙な共通点があります。