
希望というものは、「星」のようなものです。本来、ちゃんと存在しているのに、見えるときと、見えないときがあります。
星は夜になると、ハッキリ見えます。それは、夜になると同時に星が現れるからではありません。
星は、昼間にもあります。もともと星の光はとても弱いものです。昼間は太陽の強い光にさえぎられて、見ることができません。
ちゃんと存在しているのに、見えるときと、見えないときがある……。そのもどかしいところが、希望と瓜二つです。
希望もあったりなかったり、あるいは現れたり消えたりするものではありません。最初からあります。どこかに行ってしまうわけではないので、いつでも見ることができます。
それなのに、なぜ見えるときとそうでないときがあるのかと言うと、理由はただ1つです。それは、自分自身がきちんと見ていないからです。
希望が存在しているところは、ちゃんと決まっています。希望は、勝手にそこを動くことはできません。そことは、前、あるいは未来です。
前や未来を向いている限り、希望はいつでもどこでもどんなときでも灯っています。星とは違って、明るいうちは見えない、暗くなってから見えるということはありません。
前や未来をじっと凝らして見れば、希望があるのがハッキリ分かります。あなたの前に、あなたの未来に、希望の火はしっかり灯っています。あなたが希望を見つけたとき、星のように輝いて見えるはずです。
もし今のあなたの視界に希望がまったく映らないとしたら、原因は1つです。それは、あなたが後ろや過去を向いているからです。
そこには、希望はありません。本来あるはずのないところを凝視しているのですから、いつまで経っても見つかるはずがありません。
希望が「ない」のではなく、ただ見つけられないだけです。見つからないからと言って、絶望などしないでほしいのです。
希望は、いつでもあります。あなたが前や未来を見ている限り、視界から外れることはありません。
希望を失ったとき――。それは、あなたが前や未来を見なくなったときです。
(朝の独り言☆)
昨日は、びっしり打ち合わせでした。新しい企画のスケジュールなど決めました。新しいことに突き進むのは、本当に楽しいです。