「やっぱりあの人はスゴイ」「何もかも違う」「束になってもかなわない」……
そんなふうに言われる人は、圧倒的に成果を出している人です。あなた自身がそういう人かもしれませんし、周りを見渡せば思い当たる人もいそうです。
何をするのであれ、十把ひとからげに扱われるのはやはり面白くないし、やったかいがありません。別に誰かに「勝つ」ことを目的としなくても、やはり自分なりにやったことで成果を出して、なおかつ評価されるのはうれしいものです。
周りから「あの人はスゴイ」と言われるのは、「抜きん出ている」から。それは、本人が圧倒的に努力をしたことの証でもあります。
「抜きん出る」とは、ほかより秀でていること。より具体的に言えば、ほかの人より圧倒的に努力をして成果を出していることにほかなりません。抜きん出る人は、努力体質の人でもあります。
ほかの人が休んでいたり遊んでいたりする間にも、コツコツ努力をしている――。それは、昨日今日始まったことではなく、ずっと前から行われています。2年、3年と経てば、その違いが誰の目にも明らかなくらいハッキリと映ります。
努力を続けてきた人が抜きん出て、そうでない人はその他大勢に埋没している……。このことはどこの世界にもあることであり、また自然の摂理です。
ちょっとやそっとの努力では、抜きん出た存在になることはできません。そんなことが可能なら、誰でもすぐに抜きん出た人になります。幸か不幸か、そういう抜きん出た存在が世の中に少ないのは、努力を怠っている人が多いからでもあります。
もしあなたが何かの分野で抜きん出た存在になりたいのであれば、方法はたった1つ。今この瞬間からほかの人の何倍もの努力をすること。
今から始めても、実際に抜きん出た存在になるのは、おそらく数年先です。場合によっては、もっとかかるかもしれません。
それでも、これだけは言えます。努力することが、その他大勢から抜きん出る最も確実な方法です。時間がかかっても、ローリスク・ハイリターンであるのは間違いありません。
そのことは、やった人だけが実感できます。
あなたは今日、ほかの人の何倍もの努力をしましたか。圧倒的な成果を出すために、抜きん出た行動をしていましたか?
(朝の独り言)
来週、『ムダとり時間術』ビジネス社の本について、動画インタビューを受けることになり、本を再読しました。改めて自分の本を読み直すことで、普段意識していないことなど思い出し、再確認できます。まだ、読まれていない方がいましたら、是非お読み下さい。必ず役に立つと思います。