2018.3.19.

名前の力を利用する、、、

名は体を表す――。これは、すべてのことに当てはまります。

名前というものは、ただなんとなくつけられたものではありません。その人・モノ・コトの「実態」に即したものがついています。

実態とかけ離れた名前はありません。名前のとおりに実態がなっています。

名前が先か実態が先か……。突き詰めて考えると、ニワトリと卵のような関係になっていきますが、いずれにせよ両者は密接不可分です。

この「名は体を表す」習性を利用しない手はありません。特に有効なのが、嫌いな人・モノ・コトに接するときです。

あなたに嫌いな人・モノ・コトがあるならば、勝手に名前つけてしまいます。そうすると、不思議とその実態がその名前どおりになっていきます。

たとえば、あなたに嫌いな人がいるとします。それが、上司だとしたら、職場で大変な苦労をすることになります。

相手が上司なら、接触をゼロにすることはできません。そうかと言って、ムリに好きになろうとすると、ストレスになります。

試しに上司に自分だけの名前をつけていくと、関係性が変化します。その人がすぐ怒るから嫌いになったとすれば、「瞬間湯沸かし器」といったネーミングをします。

そうすると、あなたがちょっとしたことでその上司に怒られても、「アッ、今、お湯が沸いた」と思えるようになります。「そうだ、あとでお茶を入れてあげよう」なんて連想が湧いてきて、上司に対する気持ちも変化していきます。

実際にお茶を入れて上司に持っていって、ついでに「先ほどはすみませんでした」と言葉を添えれば、相手のあなたへの接し方も変わってきます。同時に、あなたの嫌いという気持ちも少し和らいできます。

瞬間湯沸かし器という名前をつけた瞬間から、あなたと上司との関係が変わっていったのです。

あるいはアレルギーにならないまでも嫌いな食べ物があるとすれば、「サプリメント」とネーミングしてみます。それがカラダにいい食材なら、ムリなく摂取できるようになります。

たかが名前。されど名前。名前の持つ力を利用すると、嫌いな人・モノ・コトにもうまく対応できるようになります。

(朝の独り言
今週の木曜日、金曜日の二日間は、37回目のジョイントオペです。
今回は、二日間で17症例の手術を行います。ゲストで東京医科歯科大学教授も見学に来て下さり、とても楽しみです。17人全員が、麻酔科医による静脈内鎮静ですから、この人数が、限界かもしれません。安心、安全な手術をしたく思います。