「こういうことを言っても、文句が出ないだろうか」「これをやったら、反対されるかもしれない」……
言いたいこと、やりたいがあるのに、周りの反応を気にして、思いとどまってしまう……。
こんなことは、誰にでも身に覚えがあることです。もしかしたら、まさに今、そういう事態に直面している人もいるかもしれません。
「そんなのは気にしなくていいよ」……
そう言えるのは、本人ではないからです。自分ごとと思っていないから、気楽な立場でものを言うことができます(親身になって言っている人もいますが、少数です)。
1つ言えることがあるとすれば、周りの人がどう言うか、どんなリアクションをするのか気になってしまうのは、自分自身に自信がないから。
あるいは、それが本当に言いたいこと、やりたいことではないから。これは、図星ではありませんか。
自分自身に絶対的な自信があるのであれば、周りの人が何を言おうとも、またどんなリアクションをしようとも気になりません。
否定的なことを言われたり反対されたりしても、「ご忠告ありがとうございます」と受け流せます。
自分自身が本当に言いたいことを言い、やりたいことをしているのであれば、周りの人の言動をいちいち取り合いません。
否定的なことを言われたり反対されたりしても、軽くスルーします。よほど画期的なアイデアや方法を提示されない限り、聞き入れることもないです。
自分自身に自信を持っていれば、または本当に言いたいこと、やりたいことを追求していれば、周りの反応など気にしていられなくなります。
いちいち対応するヒマもないし、したくなくなります。どうせ「ロクなことは言わない」と分かり切っているから……。
周りのことが気になるのは、いいことではありません。必要以上に周りが気になってしまうのは、自分自身をないがしろにしていることです。
あなたが今、周りが気になって仕方なくなっているのなら、自分自身を丁寧に扱ったほうがいいです。自分自身の外にあるものより、内に対して目を向けるべきです。
断っておきますが、周りを「気にしなくていい」わけではありません。それは、ただの傍若無人です。