2022.8.27.

問題が発生したときを「出番」にする、、、

 ビジネスとは何か――。そう問われたら、人の数ほど答えが出てきそうです。

たくさんある中でも次の答えには、多くの人が同意してくれそうです。それは、「顧客が困ったときに役に立つ」こと。言い換えれば、顧客が抱える問題を解決すること。

「売り上げが伸びない」「すぐにスタッフがやめる」「資金繰りがよくない」……

多くの人や組織が、少なからぬ問題を抱えています。それを自力で解決できる場合もあれば、そうでないケースもあります。

もし取引しているクライアントがそのような問題を抱えているとしたら、まさに「出番」です。「自力で解決してもらう」ほうがいいに決まっていますが、限界があるときは、すかさず「できることはなんでもしますよ」と、お手伝いに駆けつけます。

クライアントと懇意に接していたら、何かしらの問題が生じたときは、なんとなくでも分かるものです。それは接触する頻度が多いからではなく、感心と興味を持って付き合ってきたかどうかによります。

頻繁に出入りしているから、気づくわけではありません。常に顧客の状態に関心を持って観察しているから、ちょっとした変化から「何かあったのかな?」と類推して、異変に気づきます。その異変を顧客だけでなく、自分たちの問題ととらえるべきです。

このときふだんから顧客の状態を観察していれば、どんな解決があるのかを素早く提示できます。それは客観的な視点から見たものなので、問題を抱えている当時者からすれば、「目からウロコ」のようなもの。

その解決策を顧客と一緒になって実行していくと、どれくらいの時間がかかえるかは別として、問題はほどなく消えていきます。そのときクライアントは、あなた(がた)に大いに感謝するに違いありません。

このとき相手の役に立てたことに、大きな喜びを感じます。その喜びは、クライアントが商品・サービスを発注してくれた以上に大きいかもしれません。

売り上げにつながるかどうかは、二の次。目の前の顧客がなんらかの問題を抱えているとしたら、一緒に解決していく――。それが、ビジネスというものです。

もちろん、問題が解決したら、「お役御免」「ハイ、サヨウナラ」になるわけではありません。顧客は意気に感じて、必ず新たに商品・サービスの発注をしてくれます。

顧客の問題解決が売り上げにつながる――。それが、ビジネスというものです。

(朝の独り言)
最近、また韓流ドラマにハマって観ています。その他、ザ・マスクド・シンガーも面白いです。仕事以外の隙間時間に 色々と好奇心を持って時間を過ごすことは、感性を磨くという意味で大切なことなので心がけています。
iPhoneも新しい機種を使うことで 時代の最新を知るようにと年代や自分の価値観に強く捉われないように意識しています。皆さんは 隙間時間をどのように過ごされていますか!