2018.7.14.

場当たり的な対応をする人は、行動したことで満足している、、、

「とりあえずこれをやっておこう」「こうすれば、なんとかなりそうだ」「この場はこれで乗り切ろう」……

仕事でもプライベートでも、毎日いろいろなことが起こります。何かしらの対応をしなければならない事態になったときは、すぐに行動するに限ります。

もし何もしなければ、事態が悪化して、それこそ大きな問題には発展してしまいます。

こういうとき、あとのことを考えずにすぐさま対応して、表面的には一件落着したかのように解決に導く人がいます。いわゆる「場当たり的な対応をする人」です。もしかしたら、あなだもその1人かもしれません。

場当たり的な対応は、なんら悪いことではありません。「やらなきゃ」と思って、すぐに対応していくのですから、行動力がある証拠です。なんとか解決できたら、「ヤレヤレ」と、ホッと胸をなで下ろしているはずです。

一時的とはいえ、事態が沈静化されたのですから、喜んでいる人はたくさんいます。場当たり的な対応をする人は、貢献力のある人です。

もっともそれは、あくまでも一時的なものです。根本的な原因まで追究して解決するに至っていませんから、同じようなことが起こる可能性は大です。

その意味では、場当たり的な対応をする人は一時しのぎをしているだけです。それなのに行動したことで満足してしまっています。原因分析と対策の徹底にまで踏み込めないのが、残念なところです。

この人が身につけるべきなのは、「改善欲」です。今よりももっとよくなる、あるいは今よりももっと成長していくという気持ちがないから、場当たり的な対応をして満足するにとどまっています。

何かしらの事態が発生したときに、応急処置をする――。ここまではできています。その行動力は、評価するに値します。

そこから先の改善欲は、意識して身につけていくしかありません。原因分析と対策の徹底をしていけば、2度と問題は起こりません。

それは、場当たり的な対応をすることが少なくなることを意味しますが、一方で成長した証でもあります。

だからと言って、行動力が鈍ることはありません。場当たり的対応から改善へと行動の質が変化することで、ワンランク、ツーランク上の自分へと成長していきます。

(朝の独り言⭐︎
明日の夜は、堀江さんのお通夜に参列します。堀江さんが癌を告知されてから、先週までメールのやり取りやお電話をし、最後は先週の木曜日でした。
「いつも誠にありがとうございます!
この数週間は、予想外の症状が続いて寝たきりとなり、回復に時間がかかりましたが、それらも乗り越えつつあり、回復が進んでいます。
そんな中で、本質的な学びをさせていただいています。本当にありがたいです。」

これが最後のメールでした。完全復活を信じていました。本当に悲しい。明日は、最後のお別れを潜在意識を通じて してきます。