2022.6.18.

売り上げとは積み重ねるものである、、、

 顧客のところに何度も足を運んだにもかかわらず、小さな契約しか取ることができなかった……。そういう残念な経験を何度もしたセールスパーソンは多いはずです。

1度訪問しただけで、ノルマを達成できてしまうほどの大きな契約が取れた……。そういうことができればセールスパーソンにとっては理想的ですが、現実はそんなに甘くはありません。

オファーした何十分の一、あるいは何百分の一しか成約できないほど、セールスの世界は厳しいものです。

ある意味では、非効率的なところはあっても、やればやっただけ結果が出るので、何度も接触することの営業効果は高いです。

すかさず「言っていることが矛盾している」と声を上げる人が出てきそうですが、おかしなところはありません。

顧客との成約、言い換えれば、売り上げは、積み重ねていくものです。1つ1つの成約は金額が微小でもたくさん積み重ねていくと、大きな売り上げになっていきます。まさに「チリも積もれば山となる」です。

今日得た売り上げが金額的に小さいとしても、積み重ねていけばやがて大きなものになっていきます。ビジネスとは、そういうものです。

何回も顧客を訪問したのにわずかな金額の売り上げを上げられないとしても、「たったこれだけか」「来るだけムダだった」とガッカリしてしまうのは早計です。その行動が積み重なって、やがて全体として大きな売り上げになっていきます。売り上げとは、積み上げる力です。

確かに1回の訪問で大きな契約をとるほうが、効率的です。また営業するほうもラクに違いありませんが、1回の訪問で顧客の理解と満足を得るのは、百戦錬磨のセールスパーソンでも難しいものです。契約をとるために顧客をないがしろにする部分が少なからず出てきます。

そうして得た売り上げは、積み重なることがありません。顧客も「もうあそこと取引するのはやめよう」と、三下り半を突きつけます。リピートがなくなるだけでなく、マイナスの口コミが広がって、得た売り上げが一瞬にして崩れ去ってしまいます。

もう1度言います。売り上げとは、積み上げる力。そのことを知っている人は、ちょっとしかない得られない売り上げのために顧客のところに足を運ぶことを苦にしません。その1つの行動が、いずれ大きくなることを知っているから……。

(朝の独り言)
今日は、KADOKAWAと打ち合わせでした。ミーティングをしていますと、自分の想像を超えて頭が回っていました。この感覚、潜在意識が活性化している状況です。話しながら、潜在意識は 人生の培った努力を裏切ることなく働いてくれるという感謝の気持ちになりました。是非 皆さんも、潜在意識を知っている から 活かす世界 になって欲しいと思います。