「夢なんかなくてもいい」「夢なんか持たないほうがいい」……
もしそんなふうに思っている人がいるとしたら、とても残念なことです。突き放すようですが、その人は、本気の行動もしていないし、成長もしていない人です。
夢を持つことに否定的な人は、悲観論者です。実現しないときのダメージの大きさを考えるあまりに、夢を持とうとしません。
夢が破れたときの、自分および周りの人たちの悲しみや落胆に耐えられそうにないから、
持とうとしないでいる……。そういう現実主義的なところがありますが、逃げているにすぎません。
この人には、夢が持つ力を信じきれないところがあります。その意味では、不幸です。
どんな夢を持つのであれ、それ自体には人を本気の行動に駆り立て、無限に成長させてくれる力があります。つけ加えて言えば、トコトン応援してもらえる力。
ただし、この３つの力が宿るには、条件があります。
それは、「何がなんでもかなえたい」と思うこと。ココロの底から「かなえたい」と思わない限り、力が宿ることはありません。
本気の行動と無限の成長、応援力があれば、どんな夢でもかなうはずです。どんなに大きな夢でも実現するに決まっています。
「そんなことできるわけないよ」「そんなのはムリだよ」「やめたほうがいいよ」……
自分の夢を語ったとき、人から笑われたり否定されたりするようなこともあるに違いありません。
そういう反応があったから「やめた」としたら、もともと「かなえたい」と思っていなかったこと。その時点でやめるのは、本人のためでもあります。
人から笑われたり否定されたりするから、夢を持たなくなったとしても、同じです。それは、「絶対に実現させたい」と思っていない証拠。
やめるのは本人の勝手ですが、無限の成長を手にするチャンスを逸するから、残念なのです。
ココロの底からかなえたいと思わない限り、夢は実現しません。もし今のあなたがまだ夢を実現できないでいるとしたら、本当に「かなえたい」のかどうか、胸に手を当てて考えるべきです。
じっくり考えた結論が、「ＹＥＳ」だとしたら、あなたには３つの力が宿ります。あとはその夢が実現するまで、徹底的に突き進むだけです。
