「これだけやりたいです」「あれはムリです」「こういうのは受けつけません」……
人には、好き嫌いがあります。アレルギーがあるから、あってもおかしくはないですが、なかには好き嫌いが激しい人がいます。もしかしたら、あなたもその1人かもしれません。
好き嫌いが激しいことは、悪いことではありません。それは、価値観がハッキリしていることです。また個性の1つでもあります。
プラスにとらえるとそうなりますが、その半面、マイナスもあります。一番のマイナスは、チャンスを拾えなくなることです。
好き嫌いとチャンス。一見関係ないように見えますが、実は大アリです。
チャンスというものは、どこにでもあります。そのほとんどは小さなチャンスです。たとえば、営業で上司に同行するといった、ありふれたものです。
そこでクライアントにいい提案ができたとします。その小さなチャンスをものにしていくと、次のほんの少し大きいそれを得ることができます。
それをものにすると、また少し大きいチャンスを得る。これを繰り返していって、大きなチャンスをつかむことができます。チャンスは、数珠つなぎになっています。
好き嫌いが激しいと、好きなものに付随するチャンスしか得ることができません。嫌いな上司の営業に同行しなければならなくなったとき、「私は行きたくありません」と拒んでいたら、チャンスをものにすることが不可能になります。
あるいは1つのチャンスをものにしても、その次に自分の嫌いなもの直面した場合。そこから先にある大きなチャンスをつかむことはできません。
好き嫌いが激しいと、チャンスを自ら減らしていってしまいます。それは、とてももったいないことです。
そもそも嫌いなものは、自分がよく知らなかったり思い込みだったりします。
ムリに好きになろうとすることはありませんが、関心を持つようにする、あるいは体験してみるだけでもいいので、少しでも受け入れていくと、チャンスを失うことが少なくなります。
思い込みを外したあなたは、もう好き嫌いが激しい人ではありません。小さなチャンスを拾える人になっています。
(朝の独り言☆)
今日は、メンタープログラム合宿です。全国から参加してくださり、嬉しいです。明日も朝から気合い入れて、頑張ります。