2022.4.26.

学びは、あらゆる道に通じる、、、

 ドライバーが一切操作することなく、乗っている車を安全に推進する「完全自動運転」の実現は、AIやセンサーの進化により、もはやそう遠い日のことではなくなっています。

もし普及すれば、仕事をしたり本を読んだり、あるいは考えごとをしたりしているうちに、目的地に到着できるので、日常生活は大きく変わります。完全自動運転車が、「動くオフィス(書斎)となる」と想像するだけで、ワクワクしてきます。

 気づいている人は少ないですが、ほかにも目的地に自動的に送り届けてくれる便利な乗りものが存在します。乗りものと言ったのは比喩で、勝手に東京から名古屋や大阪に移動できるわけではありません。

そういう物理的な移動なら、自動運転車で十分。

 その正体とは、「学び」です。学びという乗りものは、あらゆる人を行きたいところ、目指す場所に連れて行ってくれます。

 特筆すべきことは、まだ実用化されていない完全自動運転車と違って、こちらは今すぐにでも目的地に誘導しれくれること。と言うより、自動運転車が出現するはるか前、それこそ人間が学びを始めたときから、目的地への誘導機能が備わっています。

その機能をフルに活用した人は、自分自身が目指している場所へ到達することができたし、今も世の中にはそういう人たちであふれています。

学びという乗りものは、完全自動運転車以上の高い機能を持っていると言えます。

残念ながら、その機能をまったく活用しない人たちも古今東西たくさんいます。自分自身が目指している場所にたどり着こうとしたものの、迷子になったり挫折したりして涙をのんだ人たちは数え切れないほどいたし、今も後を絶ちません。

自分自身が「あそこへ行こう」と思っている場所を目指して、実際にたどり着くためには、学びが不可欠。その乗りものに乗れば、あらゆるところに足を踏み入れることが可能になります。

学びという乗りものに乗れば、前人未踏の場所にたどり着くことも不可能ではありません。それを実現できるかどうかは、本人次第。寝食を忘れるくらいに、なおかつ全身全霊を傾けて取り組んでいけば、どんなに時間がかかっても、その目指す場所にたどり着けます。

学びは、あらゆる道に通じています。学びは、目指しているすべての場所に迷わずにしっかり誘導してくれます。それは、あなたも私も同じです。

(朝の独り言☆)
知床半島沖で観光船が遭難した事故ですが、乗船者の中に地元の人も数名います。地元の新聞で大きく取り上げられていて本当に人災と言える事故です。僕も知床半島の観光をしたことありますが、いくら沿岸が近いとはいえ、水温5度で波が荒れている中に飛び込み 岸まで行く勇気はないと思います。また、船長から待機して下さいと言われれば、よほど船に詳しくない限りそのままでいたでしょう。本当に残念な事故だと胸が痛みます。早く全員の発見を願うばかりです。