安定と変化――。あなたは、どちらを求めていますか。
このように聞かれたら、ほとんどが前者を選択します。特に日本人には、その傾向が強いようです。もしかしたら、あなたもその1人かもしれません。
安定を求める人は、変化を嫌う人。変化を求める人は、安定を嫌う人。このように理解されがちですが、まったく逆です。
安定を求める人は、変化を恐れない人。変化を求める人は、安定を求めている人。こう言うと、あなたはビックリするかもしれません。
そもそもこの世の中は、何が起こるかはまったく分かりません。まさに「一寸先は闇」です。
そういう不確実な世界に生きているから、安定安心安全を求める気持ちが強くなります。なるべく変化を避けたいと思うのも、自然な感情です。
安定を求めて確実なことしかやろうとしないのは、一見すると理にかなっています。 とは言え、真に安定を求めるのであれば、変化にうまく対応できなければなりません。
世の中が流動的になったときに、頑固一徹変わらずにいたら、取り残されたり、濁流に飲み込まれたりしてしまいます。「変わらない」と意地を張り続けると、真っ先に一寸先の闇に直面します。
安定するためには、変化を避けてはダメです。むしろなるべく変わらないように、時流にうまく対処していきます。
ときには大胆に思えるほどの変化をしながらも、最終的にはそれほどの差異がないように落ち着いていく……。こういうフレキシブルな対応をしていくことで、安定を図っていきます。
安定は、変化に的確に対応することで得られます。まったく「何もしない」「変わらない」でいては、むしろ望んでもいない方向に変化することを強いられます。それでは不安定の世界に一直線に進んでしまいます。
安定志向の人こそ、変化に対応できなければなりません。真に安定を求める人は、変化を恐れない人です。
変化を嫌っていては、不安定な生き方をすることになります。安定するために、しっかり変化を受け入れていきます。
(朝の独り言⭐︎)
今日は、ジョン・キムさんの「ザ・ベストセラーず」の対談収録を行いました。ジョンさんとは、本当に楽しく、充実した時間でした。まだまだ、打ち合わせ、収録が続きますが、頑張ります!
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