2020.5.7.

実力を発揮する方法は、2つある、、、

 実力を身につける。実力を発揮する。この2つは同じようでいて、違いがあります。そのことを理解している人は、それほど多くはありません。
 実力を身につける方法は、たった1つ。当たり前のことですが、それは基礎をしっかり叩き込むこと。
基礎を徹底的に反復し、無意識レベルでできるようになっている。それを何年も続けていく――。そうして初めて、実力が身につくようになります。
どのくらいの時間がかかるかは、人それぞれ。やってきた時間とやる気に比例するとも言えます。
ここまでは誰もが同じ道を通っていきます。その道を通らなければ、「実力が身につかない」と言い切ってもいいです。
実力を発揮する方法は、基礎を身につけたうえで、それを応用すること。その方法は2つあって、どちらを選ぶかは、その人の自由。
1つは、オーソドックスな方法。これは身につけた基礎の延長線上で、いろいろと応用していくもの。いわゆる教科書的なやり方です。
誰もが実力を発揮しやすいので、汎用性があります。多くの人が、こちらを採用しています。身につけた実力を発揮する範囲は広いですが、やや爆発力に欠けます。
もう1つは、自己流。基礎を活かしたうえで、それを自由自在に自分に合ったカタチで応用していきます。
あくまでも自分自身が考えて、いろいろ試行錯誤して、展開していきます。そのやり方は、1人1人異なります。
爆発力があり、実力を無尽蔵に発揮できます。その半面、スランプに陥ったときは、長く暗いトンネルに入ってしまい、抜け出すのは容易なことではありません。
その改善法を誰も知らないので、自分自身が模索しなければなりません。
どちらにも、一長一短があります。どちらのほうが、いいか悪いかも言えません。
1つ言えることは、自分に合った方法でしか実力は発揮できないこと。オーソドックスな方法が合うならば、それを採用します。自己流がピッタリくるならば、それを徹底します。
あなたは、どちらの方法で実力を発揮するでしょうか。オーソドックスですか、それとも自己流ですか?
写真は、患者さん、技工士さんと❣️