悲しいことが起こったとき、なかなか思うようにいかないとき、あるいはこれから何かを始めようとするものの不安が大きいとき……。
人は不意に誰かに寄り添ってもらいたくなります。
こういうとき多くの人は、自分1人でなんとかしようとしてしまいます。特に責任感が強い人ほど、その傾向が顕著です。
問題を抱えて、自分の世界に閉じこもってしまいます。誰かに何かをしてもらうことは「甘え」だと思い込んでいます。
「大丈夫」「平気だから」「1人でできるよ」……
そう言って、寄り添ってもらうことを拒否してしまいます。自分で自分を追い込んでいくので、ますます苦しくなります。
心配をかけたくなくて、気丈にふるまいますが、悲しみやつらさ(苦しさ)、不安が癒えることはありません。むしろ自分の中で悲しみやつらさ(苦しさ)、不安が大きくなる一方です。
寄り添ってもらうのは、甘えることとは異なります。助けてもらうのでもありません。ただ自分の気持ちを共有してもらうことです。
「なんだか悲しい」「うまくいかなくてつらい(悔しい)」「ちょっと不安だ」 ……
そういう気持ちでいることを正直に打ち明けるだけで自分のココロが軽くなります。
ココロが軽くなれば、どんなことであれ、次の行動に踏み出しやすくなります。自分を不用意に追い込むこともなくなります。
誰かに寄り添ってもらう――。ただそれだけのことで、人はやる気・元気・勇気を得られるものです。
励ましや慰めの言葉も必要ありません。そばで「悲しい」「つらい(悔しい)」「不安だ」という言葉を聞いて、「そうなんだ」とうなずいてくれるだけで十分です。ココロが軽くなって、1歩踏み出しやすくなります。
あなたが悲しくなったり、うまくいかなかったり、不安だったりしたときは、遠慮せずに誰かに寄り添ってもらえばいいのです。
反対に、誰かが自分自身を追い込んでしまっていたら、あなたがその人にそっと寄り添うべきです。
寄り添ってもらう、あるいは寄り添う。人はこのどちらも必要としています。
(朝の独り言☆)
思いっきり仕事すると、体力補充をしたくなります。そこで、いきなりステーキへ直行 ^_^ 。今日は、250グラム! 💪💪👍👍