2016.6.19.

差別化とは勝つことではない・・・

セールスとは、ひと言で言うと、「顧客に選ばれる」ことです。それ以上でもそれ以下でもありません。
「この商品でなければダメだよ」「ここのサービスはいい」「この店で買うと気分がよくなるのよ」……
顧客にそう思ってもらえれば、どんな商品・サービスであれ、購入にしてもらえます。近くに同じような店があっても、わざわざ遠くまで足を運んでもらえます。
選ばれるために必要なことは、ズバリ「差別化」することです。「ほかにはない」「ほかではできない」ものがあれば、いつでもどこでもどんなときでも選んでもらえます。それは、当然のことです。
もっとも、差別化と言うと、「同業他社に勝つために、すごいことをやらなければいけない」と思っている人が多いようです。違うことをやる必要はありますが、ムリすることはありません。
差別化とは、相手に勝つことではありません。そもそも競争とも無縁です。このことを理解している人は、多くありません。
本当の差別化とは、顧客に対して「誠心誠意尽くす」こと、なおかつ「自分自身ができる最大限のことをする」ことです。この2つがなければ、どんなことをしても差別化にはなりません。
たとえば、開店時間には商品がきちんと陳列されて、店内がくまなくキレイに掃除されている店と、開店してからゆっくり商品を陳列し、店内はあまりきちんと掃除されていない店の2つがあったとします。前者は駅から5分くらいのところにあり、後者は駅前にあります。
まったく同じ商品が同じ値段で売られているとしたら、どちらに足を運ぶでしょうか。前者を選ぶ人が多いに違いありません。
キレイな店で商品がきちんと並べられている店で買い物をしたい――。それが、顧客心理です。その気持ちに応えようと思ったら、朝早く店に出て掃除をして、顧客が手に取りやすいように商品をきちんとキレイに並べる。そうするのは当たり前です。それは、ちょっと頑張れば誰にでもできることです。
価格とか商品戦略は、二の次です。同業他社に勝つか負けるかは、本質とはまったく関係ありません。
ベクトルがいつも顧客に向いていて、その中で自分ができる最大限のことをしていく。シンプルですが、これが差別化のあるべき姿です。
(朝の独り言☆)
7月9日セミナー若干名追加募集しましたが、即日満席になりました。ありがとうございます。今日も一日打ち合わせで、忙しい一日でした。来週末は本業である歯科の講演ですので、しっかり準備したいと思います。未発売新刊カバーが完成、いち早くご紹介します。顧客にそう思ってもらえれば、どんな商品・サービスであれ、購入にしてもらえます。近くに同じような店があっても、わざわざ遠くまで足を運んでもらえます。
選ばれるために必要なことは、ズバリ「差別化」することです。「ほかにはない」「ほかではできない」ものがあれば、いつでもどこでもどんなときでも選んでもらえます。それは、当然のことです。
もっとも、差別化と言うと、「同業他社に勝つために、すごいことをやらなければいけない」と思っている人が多いようです。違うことをやる必要はありますが、ムリすることはありません。
差別化とは、相手に勝つことではありません。そもそも競争とも無縁です。このことを理解している人は、多くありません。
本当の差別化とは、顧客に対して「誠心誠意尽くす」こと、なおかつ「自分自身ができる最大限のことをする」ことです。この2つがなければ、どんなことをしても差別化にはなりません。
たとえば、開店時間には商品がきちんと陳列されて、店内がくまなくキレイに掃除されている店と、開店してからゆっくり商品を陳列し、店内はあまりきちんと掃除されていない店の2つがあったとします。前者は駅から5分くらいのところにあり、後者は駅前にあります。
まったく同じ商品が同じ値段で売られているとしたら、どちらに足を運ぶでしょうか。前者を選ぶ人が多いに違いありません。
キレイな店で商品がきちんと並べられている店で買い物をしたい――。それが、顧客心理です。その気持ちに応えようと思ったら、朝早く店に出て掃除をして、顧客が手に取りやすいように商品をきちんとキレイに並べる。そうするのは当たり前です。それは、ちょっと頑張れば誰にでもできることです。
価格とか商品戦略は、二の次です。同業他社に勝つか負けるかは、本質とはまったく関係ありません。
ベクトルがいつも顧客に向いていて、その中で自分ができる最大限のことをしていく。シンプルですが、これが差別化のあるべき姿です。
(朝の独り言☆)
7月9日セミナー若干名追加募集しましたが、即日満席になりました。ありがとうございます。今日も一日打ち合わせで、忙しい一日でした。来週末は本業である歯科の講演ですので、しっかり準備したいと思います。未発売新刊カバーが完成、いち早くご紹介します。