誰もが人生のうちで1回くらいはしたことがあるもの……。その1つが、「徹夜」です。もしかしたら、昨日とか今日、徹夜をした人もいるかもしれません。
徹夜ほど意味がないものをほかに探すのは難しいくらいです。これは、明確に言えます。
なぜ意味がないのかと言うと、効果も効率性もないからです。やってもムダに時間と体力を奪うだけで終わってしまいます。
徹夜をしていい結果を出した人などいません。こう言われたら、あなたにも身に覚えがあるのではないでしょうか。
確かにそれなりの結果を出した人はいますが、それは、体調を万全に整えて計画どおりにきちんと実行したときの結果と比べれば、3割減か4割減になっています。
手放しで喜べるほどのいい結果とは言えません。にもかかわらず、本人は意外にも喜んでいます。「徹夜してまでやり遂げた」という変な高揚感があるので、3割減、4割減の結果にも満足しています。
求めていた結果より何割引きかになっているからこそ、余計に高揚感を得ようとします。高揚感しか徹夜したことを肯定するしかありません。こんなおかしなことになっているのに気がつくこともないから、やっかいです。
徹夜の反動は、必ずやって来ます。それは、想定以上です。疲れがたまって、アタマ・ココロ・カラダが機能しません。
ハッキリ言うと、徹夜したあとは、使いものにならなくなっています。なんとか頑張ってそれなりの結果を出しても、徹夜明けは戦力にもなっていませんから、その日はもっと悲惨なことになります。
ダメージが蓄積していれば、2日も3日もアタマ・ココロ・カラダが機能しない状態が続くことになり、トータルすると何日か分をムダにしてしまいます。あまりにも非効率的すぎます。
そもそも日々、体調を整え、予定どおりにきちんと行動していれば、徹夜なんかしません。徹夜しないように、体調を整え、予定どおりにきちんとやろうとします。
それは、体調を整え、予定どおりにきちんとやるほうが結果を出しやすいと知っているから。同時に、徹夜にまったく意味がないと知っているからです。
(朝の独り言⭐︎)
毎日、遠くから患者さんが来院して下さり、本当に嬉しいです。しっかり仕事をしなくてはと、気持ちも引き締まります。患者さんは歯で凄く苦労されていますので、しっかりとお役に立てるよう頑張ります。
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